Solstice(TM) SyMON(TM) は、広範囲のハードウェアおよびシステムの状態を素早く確認します。
Solstice SyMON には、オンラインの診断インタフェースがあるため、SyMON を実行しているときに SunVTS を使用することができます。この場合、機能テストモードが、他のアプリケーションおよびユーザーに対する影響を最低限に抑えながら、動作テストを行って、障害を検出、特定します。
SyMON から SunVTS の機能テストモードを使用した場合に、システム上で重要な本番稼働ソフトウェアが実行されていることがあります。SunVTS のテストはこれを感知し、通常は、課された制約の範囲内でできるかぎり広範囲の検査を試みます。このモードでは、一部のテストパラメタ、実行オプション、一部のシステムレベルのオプションは、あらかじめ割り当てられている値に固定され、変更できません。これによって、危険な処理を引き起こす可能性があるオプションまたはオプションの組み合わせが選択されることによって、システムの状態が侵されることを防ぎます。
それぞれのモードでのテスト実行オプションのデフォルト値を 表 1-1 に示します。
表 1-1 テスト実行オプション
オプション |
接続テストモード |
機能テストモード |
SyMON からの 機能テストモード |
---|---|---|---|
Stress |
Disabled (固定) |
Disabled |
Disabled (固定) |
Verbose |
Disabled (固定) |
Disabled |
Disabled (固定) |
Core File |
Disabled (固定) |
Disabled |
Disabled (固定) |
Run On Error |
Disabled (固定) |
Disabled |
Disabled (固定) |
Max Passes |
1 (固定) |
0 |
1 (固定) |
Max Time |
0 (固定) |
0 |
0 (固定) |
Number of Instances |
1 (固定) |
プロセッサ数に依存 |
1 (固定) |