プログラミングユーティリティ

カーネルトレースデータの検証 (tnfdump)

tnfdump を使用して、カーネル trace-file の時刻順の ASCII ダンプを stdout に出力します (この操作は、ユーザーレベルのトレースの場合とまったく同じです)。トレース出力のサイズは非常に大きくなる場合もあるので、通常はページングユーティリティ (more など) を使用して tnfdump を実行するか、または出力ファイルにリダイレクトします。

# tnfdump /tmp/ktrace.tnf | more

注 -

tnfdump には、複数の TNF ファイルを入力として指定できます。複数の TNF ファイルを入力に指定すると、指定した入力ファイル内のイベント記録がすべて時刻順にソートされて出力されます。このため、カーネルトレースファイルと複数のユーザーレベルのトレースファイルを入力として指定することによって、それらのファイルを 1 つに結合することができます。