プログラミングの国際化

Unicode ロケール: en_US.UTF-8

en_US.UTF-8 ロケールは複数スクリプトロケールで、シングルバイト言語および複数バイト言語を含む複数のロケールを使ってスクリプトを入出力できます。en_US.UTF-8 ロケールは開発者ロケールに含まれ、Solaris 環境でこのような機能を持つ最初のロケールです。

このロケールは、X/Open-Uniform Joint Internationalization Working Group (XoJIG) により開発された UTF-8 (8 ビット用 Universal Character Set Transformation Format) のエンコーディングを使用します。この規格は、Unicode Consortium、ISO (国際標準化機構)、IEC (国際電気標準会議) によって、Unicode 2.0 および ISO/IEC 10646-1 として採用されました。

en_US.UTF-8 は、Unicode 2.0 および ISO/IEC 10646-1 で定義されている、各コードポイント値の計算をサポートしています。Solaris 7 では、言語スクリプトのサポートは全ヨーロッパロケールに限られます。全ヨーロッパロケールのほか、言語スクリプトのサポートには韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字、日本語などを含むアジア言語のスクリプトが含まれます。 入力方式は次の言語スクリプトでのみサポートされます。フォント資源の節約のため、Solaris 7 ソフトウェアには次のコードセットの文字グリフのみ含まれています。