Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

テープドライブのデフォルト密度を指定する

通常は、テープドライブを 0 から n までの論理デバイス番号で指定します。表 38-3 は、デフォルトの密度設定を使用してテープデバイス名を指定する方法を示しています。

表 38-3 テープドライブのデフォルト密度指定

指定するドライブ 

使用する番号 

第 1 のドライブ、巻き戻し 

/dev/rmt/0

第 1 のドライブ、巻き戻しなし 

/dev/rmt/0n

第 2 のドライブ、巻き戻し 

/dev/rmt/1m

第 2 のドライブ、巻き戻しなし 

/dev/rmt/1n

デフォルトでは、ドライブはその「推奨」密度で書き込みますが、これは一般にそのドライブでサポートされる最大密度です。テープデバイスを指定しなければ、コマンドはデバイスでサポートされるデフォルト密度でドライブ番号 0 に書き込みます。