Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

システムタイプの更新

ホストマネージャは最初に、すでにシステムに追加されているシステムタイプに、generic というマークを付けます。ただし、「ファイル (File)」メニューの「システムタイプの更新 (Update System Types)」を選択して、すでに追加されているシステムを調べ、自動的にそのシステムタイプを決定することもできます。ホストマネージャがシステムタイプを決定できない場合 (たとえば、システムが Solaris ソフトウェアを実行していない場合)、システムには generic というマークが付けられたままです。


注 -

ホストマネージャが自動的にシステムタイプを更新できるようにするには、Solaris 2.5 およびその互換バージョンを稼動しているすでに追加されているシステムに、Solstice AdminSuite がインストールされている必要があります。


システムタイプ情報は、ローカルの /etc またはネームサービスデータベース内の bootparams ファイルに格納されます。ホストマネージャは、既存の bootparams エントリを更新するか、たとえば次のような mars という Solaris スタンドアロンシステムを追加します。

mars boottype=:st