Solaris 7 デバイスの構成 (Intel 版)

Viper 8260pA と SanDisk Flash PC カード ATA デバイス

Solaris デバイスドライバ :

pcata

デバイスタイプ :

ATA PC カード 

アダプタ :

Viper 8260pA、 

SanDisk Flash、 

または任意の PC カード ATA デバイス 

バスタイプ :

PC カード 

構成前の注意事項

PC カード ATA デバイスが認識されると、pcata デバイスドライバが自動的に読み込まれて、 IRQ が割り当てられ、デバイスノードが作成され特殊ファイルが作成されます (ファイルが存在しない場合)。

既知の問題と制限

構成の手順

初期インストールと構成

  1. SUNWCpcmc クラスタにある PCMCIA パッケージを含めて Solaris ソフトウェアをインストールします。

  2. システムをブートします。

  3. PC カード ATA デバイスを挿入します。

認識されないデバイスの特定

PC カード ATA デバイスを挿入したが、認識されず、特殊ファイルが作成されない場合は、prtconf コマンドを使用して、何が問題なのかを調べてください。

  1. prtconf -D コマンドを実行して、pcata カードが認識されるかどうかを確認します。

    prtconf により、認識されたデバイスが次のように表示されます。

    # prtconf -D
    .  .  .
    pcic, instance #0 (driver name: pcic)
       .  .  .
       disk, instance #0

  2. prtconf による出力で pcata が表示されない場合は、PC カードアダプタの設定またはハードウェアに問題があります。

    別のマシンでカードを使用したり、同じカードが DOS では正しく動作するかどうかを調べることによって、カードまたはアダプタのどちらに問題があるのか確認します。

特殊ファイル

PC カードデバイスの場合、ノードは、そのノードが参照するデバイス名の一部としてのソケット番号を含み、/devices に作成されます。ただし、/prtc/dev 名と /dev/dsk/dev/rdsk 内の名前は現在の ATA デバイスの命名規則に従っており、名前の中のソケット番号は符号化されません。pcata(7D) のマニュアルページを参照してください。

ホットプラグに関する注意事項