特記事項: Sun GigabitEthernet デバイスドライバ

ge.conf ファイルについて

  1. 目的の ge デバイスを表すハードウェアパス名をデバイスツリーから取得する方法を解説します。

    通常、ge デバイスのパス名およびそのインスタンス番号は、ファイル /etc/path_to_inst に含まれています。


    # grep ge /etc/path_to_inst"/sbus@b,0/network@2,100000" 0 "ge"

    • 表示の意味は以下の通りです。

      • "/sbus@b,0/network@2,100000" はデバイスツリーにおけるハードウェアノード名を表しています。

      • "0" はインスタンス番号です。

      • "ge" はドライバ名です。

    • デバイスパス名の最後の構成要素、すなわち後ろ側の /@ の間に挟まれた文字 (この例では network) は、デバイス名を表しています。

    • このデバイス名の前にあるパス名 (この例では sbus@b,0) は親の名前を表します。

Sun GigabitEthernet/S の場合

ge.conf ファイル内で SBus デバイスを明確に表したい場合には、デバイス名およびその親の名前をそのまま使用してください。SBus デバイスの指定に関してさらに詳しい情報が必要な場合は、マニュアルページの sbus(4) の項目を参照してください。

例えば前述の例で表す場合は、以下のようになります。

Sun GigabitEthernet/P の場合

ge.conf ファイルで PCI デバイスを明確に表したい場合は、デバイスの名前、その親の名前、装置アドレスをそのまま使用してください。PCI デバイスの指定に関してさらに詳しい情報が必要な場合は、マニュアルページの pci(4) の項目を参照してください。

前述の例の 1 行目では以下のようになります。

2 行目は以下のようになります。

3 行目は以下のようになります。