メッセージ本文に印刷不可能文字が含まれていると、dtmail が電子メールのメッセージ本文を切り捨てることがあります。
次の警告メッセージが表示されます。
「メッセージには、現在のロケールでは文字として不正なバイナリコードが含まれて います。このため、メッセージの一部が表示されない場合があります。このメッセージ が出力されているのと同じロケールで CDE を実行している場合は、メッセージ全体が 表示されます。」 |
電子メールのメッセージがあるロケールで作成され、その後別のロケールに送信される場合、電子メールの一部が切り詰められる場合があります。これは、メール内に受信側のロケールでは文字として無効なバイナリコードが含まれるためです。
このバグは、次のような場合に発生します。
電子メールが ko ロケールで作成され、ko_UTF.8 ロケールに送信される
電子メールが zh ロケールで作成され、zh.GBK ロケールに送信される
回避方法: 次の手順を実行します。
Solaris CDE を終了します。
メールが作成されたロケールで Solaris CDE にログインします。
または
dtmail を終了して環境変数 LANG を正しいロケールに設定し、その後 dtmail を再起動します。
同じデータがアタッチメントとして送信される場合には、表示上の切り捨ては発生しません。