root 以外のアプリケーションは、使用できるすべてのスワップ空間を使用することがあり、その結果システムがハングアップしたり、重要なシステムデーモンが停止する場合があります。
回避方法: VM サブシステムは、物理的なメモリーの形で root プロセス用のスワップ空間を少量確保します。システム管理者は、ログインして、使用可能なスワップ空間をすべて使い果たしてエラーを引き起こしているユーザープロセスを停止できます。このため、システムのハングアップが防止され、重要なシステムデーモンの実行も保持されます。
root 以外のプロセスは、このプールに対しスワップ空間を確保できません。そのため df または swap -s コマンドが入力されると一部の root 以外のプロセスは利用できなくなり、利用できるスワップ空間がまだ少量残っていることを示すメッセージが表示されます。