ボタンの下方にあるステータス領域には、ステータスを示すテキストやプロンプトテキスト、オペレーションが進行中であることを示すグラフィック、同期中の進行予測を表す進行状況バーなどの、現在のオペレーションに関する情報が含まれています。同期またはインストールが進行中でない場合は、進行状況バーは表示されません。「同期処理を取り消す」を選択すると、同期が一時停止して、確認ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスから「取り消し」ボタンを選択すると同期が中止され、「継続」を選択すると同期が再開されます。
同期の完了は、音声によって通知されます。「同期処理の属性」ウィンドウの「同期処理後アプリケーションウィンドウをアイコン化する (Iconify application window after synchronization)」オプションをチェックすると、同期の完了後にウィンドウがアイコン表示になります。
「同期処理 (Synchronization)」タブ上のチェックマークの入ったボタンをクリックすると、「同期処理の属性」ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには、コンジット設定用のダイアログボックスには含まれていない、つまり、特定のコンジットには直接には関係しない PDA Sync のオプションが含まれています。このダイアログボックスのオプションの設定変更が必要になることは、あまりありません。
「同期処理の属性 (Synchronization Properties)」ダイアログボックスでは、次の設定を行います。
シリアルポートの設定
ポートの速度の設定。デフォルトは「できるだけ早く」で、アプリケーションとシリアルポート間で自動的に速度が決められます。プルダウンメニューには、選択肢として、API がサポートするすべての固定速度が表示されます。
「同期処理後アプリケーションウィンドウをアイコン化する (Iconify application window after synchronization)」は、デフォルトでは有効になっています。有効の場合は、同期が完了すると、ウィンドウはアイコン表示になります。無効にすると、同期の完了後もウィンドウは開いたままになります。
ログファイルのデフォルトのディレクトリは、$HOME/PDASync/PalmPilot/log です。
Directory Chooser が含まれている場合は、必ず標準の JLF Directory Chooser が使用されます。このダイアログでは、フィルタでファイルを選別したり、PDAオペレーション用にデフォルトとして設定するためにディレクトリを選択したりすることができます。