Solaris 7 のシステム管理 (追補)

補助 (リモート) コンソールを有効にするには

consadm コマンドで補助コンソールを追加するまで、consadm デーモンはポートの監視を開始しません。セキュリティ上、コンソールメッセージがリダイレクトされるのはキャリア信号が失われるか、あるいは補助コンソールデバイスが選択解除されるまでのみです。つまり、consadm コマンドを正常に使用するためには、ポート上でキャリアが確立されていなければならないことを意味します。

補助コンソールを有効にする方法の詳細は、consadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

  1. スーパーユーザーとしてシステムにログインします。

  2. 補助コンソールを有効にします。


    # consadm -a devicename
    
  3. 現在の接続が補助コンソールであることを確認します。


    # consadm
    

例 - 補助 (リモート) コンソールを有効にする


# consadm -a /dev/term/a 
# consadm
/dev/term/a