Solaris 7 のソフトウェア開発 (追補)

Java Development Kit (JDK) 1.1.7_08

この機能は、Solaris 7 - 11/99 ソフトウェアリリースで追加されたものです。

ユーロ通貨のサポート

JDK 1.1.7_07 リリースでは、次の変更に加え、ヨーロッパ連合の新通貨であるユーロをサポートします。

JDK ソフトウェアがユーロ記号を正しく処理できるようにするには、オペレーティングシステムにユーロサポートのパッチをインストールする必要があります。Solaris 7 オペレーティング環境より前のバージョンを使用している場合、ユーロサポートのパッチが必要です。Solaris ユーロサポートのパッチの利用については、Solaris のご購入先にお問い合わせいただくか、SunSolve の Web サイト http://sunsolve.sun.com にアクセスしてください。

ユーロサポートを追加しても、変更されたエンコーディングに依存する文字変換コード以外の既存のコードには影響ありません。API は変更されていません。

ユーロに関する詳細は、ユーロの Web サイト http://europa.eu.int/euro/ を参照してください。

Java Runtime Environment (JRE) のサポート

最新バージョンの JDK に対応する JRE は、http://www.sun.com/solaris/jre からダウンロードできます。

http://www.sun.com/solaris/jre/download.1.1.7/en/jre_config.txt で入手できる『Solaris Java Runtime Environment (JRE) Configuration Guide』を参照してください。

上記のマニュアルには次の情報が含まれています。

これらのドキュメントに含まれるバグの説明は、JRE に含まれないコンポーネントに適用されるバグを除いて、JRE に適用されます。

高性能 JIT コンパイラ

JDK 1.1.6_03 では高性能 JIT コンパイラが導入されました。Solaris 2.6 環境にバンドルされた JIT コンパイラよりも高い性能を提供する、最適化バージョンのコンパイラです。