サイレントアンインストールを実行するには、まずグラフィカルモードまたはテキストベースモードで false を指定してアンインストールを実行し、状態ファイルを生成する必要があります。「状態ファイルの生成」を参照してください。
root としてログインしていない場合は、スーパーユーザーになります。
アンインストーラのディレクトリに移動します。
Solaris OS の場合: /var/sadm/prod/SUNWentsys4
Linux の場合: /var/sadm/prod/sun-entsys4
アンインストーラのグラフィカルインタフェースを使用する場合は、ローカルディスプレイへのアクセスを確保します。「グラフィカルモードでのアンインストーラの実行」を参照してください。
サイレントモードでアンインストーラを実行します。次に例を示します。
グラフィカルモードの場合:
./uninstall -no -saveState statefile_path |
テキストベースモードの場合:
./uninstall -no -nodisplay -saveState statefile_path |
uninstall コマンドの完全な構文については、「アンインストールコマンド」を参照してください。
アンインストーラを最後まで実行します。
ユーザーが入力要求に応答するたびに、アンインストーラはその内容を指定された状態ファイルに記録します。アンインストールが完了すると、指定した場所に状態ファイルが保存されます。ソフトウェアのアンインストールは行われません。
サイレントアンインストールを実行するホストごとに、状態ファイルのコピーを作成します。
各ファイルを編集して、サイレントアンインストールを実行するホストに固有の情報を設定します。
状態ファイルを編集する際の指針については、「状態ファイルの編集」を参照してください。状態ファイルの編集には状態ファイル ID の生成も含まれます。これについては、「プラットフォームに適した状態ファイル ID の作成」を参照してください。