Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

管理サーバーの初期実行時設定

管理サーバーの初期実行時設定プログラムを Java Enterprise System インストーラから実行するときは、表 E–2 にインストールパラメータを記入してください。これは『Communications Services 配備計画ガイド』に示されているワークシートのレプリカです。Messaging Server の初期実行時設定では、これらのパラメータの一部が必要になります。いくつかの質問に対する回答には、「Directory Server のインストール」のチェックリストも参考になります。

表 E–2 管理サーバーの初期実行時設定プログラムのパラメータ

パラメータ 

説明 

例 

回答:  

完全指定ドメイン名 

ホストマシンの完全指定ドメインです。 

fiddle.west.sesta.com

 

サーバールートの定義 

サーバープログラム、設定、保守、および情報ファイルを保管するための、専用の管理サーバーのインストールルートです。 

/var/mps/serverroot

 

UNIX システムユーザー 

システムユーザーが、実行するプロセスに対して適切なアクセス権を持つように指定する特定の権限です。 

inetuser

 

UNIX システムグループ 

特定の UNIX システムユーザーが所属するグループです。 

inetgroup

 

Configuration Directory Server 

「Directory Server のインストール」中に指定したホストとポートです。

ホスト fiddle.west.sesta.com

ポート 389

 

Configuration Directory Server の管理者およびパスワード 

「Directory Server のインストール」中に指定した管理者 ID です。

管理者 ID のパスワードです 

Admin

PaSsWoRd 

 

管理ドメイン 

管理制御の対象範囲です。 

Messaging Server と Directory Server を同じマシン上にインストールした場合は、「Directory Server のインストール」時に同じ管理ドメインを選択する必要があります。

System Lab2 

 

管理サーバーのポート 

管理サーバー専用の一意のポート番号です。 

5555