このテーブルには、MTA に対するネットワーク接続情報が表示されます。これは 2 次元のテーブルで、アクティブな各ネットワーク接続に関する情報があります。ほかのサーバーに関する接続情報は提供されません。
以下に、applTable (mib-2.27.2.1) のデータ例を示します。
assocTable: assocRemoteApplication.1.1 = 129.146.198.167 (1) assocApplicationProtocol.1.1 = applTCPProtoID.25 (2) assocApplicationType.1.1 = peerinitiator(3) (3) assocDuration.1.1 = 400 (4) ... |
注:
.x.y という形式のサフィックス (1.1) では、x はアプリケーションインデックス (applIndex) であり、applTable のどのアプリケーションがレポートされているかを示します。この場合は MTA です。y の部分には、レポートされているアプリケーションの各接続が列挙されます。
リモート SMTP クライアントのソース IP アドレスです。
ネットワーク接続で使用されているプロトコルを示す OID です。aplTCPProtoID は TCP プロトコルを意味します。.n は使用中の TCP ポートを表すサフィックスで、.25 は TCP ポート 25 で使用されているプロトコルである SMTP を示しています。
リモート SMTP クライアントがユーザーエージェント (UA) であるか、またはその他の MTA であるかを知ることはできません。このため、サブエージェントは常に peer-initiator をレポートし、ua-initiator をレポートすることはありません。
これは SNMP TimeInterval で、その単位は 100 分の 1 秒です。上の例では、接続を開始してから 4 秒が経過しています。
このテーブルは、アクティブな問題を診断するために使用されます。たとえば、急に 200,000 個の受信接続が発生した場合など、このテーブルで接続元を確認することができます。