Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

管理サーバー: 管理情報

表 1–18 管理サーバーの管理に関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

サーバールート 

ADMINSERV_ROOT

管理サーバーによって管理されるコンポーネントのインストール先のベースパス名。 

デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /var/opt/mps/serverroot

Linux の場合: /var/opt/sun/directory-server

管理ポート 

ADMINSERV_PORT

管理コンソールから HTTP 経由でこの管理サーバーに接続する際に使用するポート。 

デフォルト値は 390 です。使用可能な任意のポート番号を指定できます。

管理ドメイン 

ADMINSERV_DOMAIN

ディレクトリサービスを共有するサーバーコレクションの名前。 

推奨されるデフォルト値は、共通サーバー設定に指定したホストドメイン名です。「共通サーバー設定」を参照してください。ただし、管理ドメインの名称は、ネットワークドメインに対して、一致や関連付けの必要はありません。

システムユーザー 

ADMINSERV_SYSTEM_USER

管理サーバープロセスの実行に適用されるユーザー ID。有効な任意のシステムユーザーを指定できます。 

デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した「システムユーザー」の値です。「共通サーバー設定」を参照してください。

注: この値は、関連付けられた Directory Server に対する値と同じでなければなりません。 

システムグループ 

ADMINSERV_SYSTEM_GROUP

有効な任意のシステムグループを指定できます。 

デフォルト値は、共通サーバー設定で指定したシステムグループです。「共通サーバー設定」を参照してください。

注: この値は、関連付けられた Directory Server に対する値と同じでなければなりません。