Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

Web コンテナ情報: Web Server を使用する Portal Server

この節では、Portal Server の Web コンテナが Web Server の場合にインストーラが必要とする情報を示します。

表 1–32 Portal Server と Web Server を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

インストールディレクトリ 

PS_DEPLOY_DIR

Web Server のインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr

Linux の場合: /opt/sun/webserver

サーバーインスタンス 

PS_DEPLOY_INSTANCE

Portal Server で使用する Web Server インスタンス。 

サーバーインスタンスポート 

PS_DEPLOY_PORT

Web Server が HTTP 接続に対して待機するポート。 

デフォルト値は 80 です。

このインストーラセッションで Web Server をインストールする場合、デフォルト値は「Web Server HTTP ポート」の値 (WS_ADMIN_PORT) となります。「Web Server: デフォルト Web Server インスタンス情報」を参照してください。

サーバードキュメントルート 

PS_DEPLOY_DOCROOT

スタティックページが保持されるディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr/docs

Linux の場合: /opt/sun/webserver/docs

セキュリティー保護されたサーバーインスタンスポート 

PS_DEPLOY_PROTOCOL

Web Server のインスタンスのポートがセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。