この節では、Portal Server の Web コンテナが Application Server の場合にインストーラが必要とする情報を示します。
表 1–33 Portal Server と Application Server を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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インストールディレクトリ |
Application Server のインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /opt/SUNWappserver/appserver Linux の場合: /opt/sun/appserver |
ドメイン名 |
Portal Server を配備する Application Server インスタンスの名前。この名前は、Application Server インスタンスディレクトリの名前でもあります。 デフォルト値は domain1 です。 |
サーバーインスタンスディレクトリ |
ドメインの、この Portal Server インスタンスを配備する Application Server ディレクトリへのパス。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1 Linux の場合: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1 |
サーバーインスタンスポート |
Application Server がインスタンスへの接続を待機するポート。 デフォルト値は 8080 です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
スタティックページが保持されるディレクトリの名前。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot Linux の場合: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1/docroot |
管理ポート |
Application Server 管理インスタンスが、Portal Server のインストール先ドメインで稼働するポート。 デフォルト値は 4849 です。 |
管理者ユーザー ID |
Portal Server が Application Server に管理者としてアクセスする際に使用するユーザー ID。 デフォルト値は admin です。 |
管理者パスワード |
Portal Server が Application Server に管理者としてアクセスする際に使用するパスワード。 |
セキュリティー保護されたサーバーインスタンスポート |
「インスタンスポート」の値がセキュリティー保護されているポートを参照するかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
セキュリティー保護された管理サーバーポート |
「管理ポート」の値がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |