Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

Web コンテナ情報: BEA WebLogic を使用する Portal Server

この節では、Portal Server の Web コンテナが BEA WebLogic の場合にインストーラが要求する情報を示しています。

表 1–34 Portal Server と BEA WebLogic を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

ホームディレクトリ 

PS_DEPLOY_DIR

BEA WebLogic ホームディレクトリへのパス。 

デフォルト値は /usr/local/bea です。

製品インストールディレクトリ 

PS_DEPLOY_PRODUCT_DIR

BEA WebLogic のインストール先ディレクトリへのパス。 

デフォルト値は /usr/local/bea/weblogic81 です。

ユーザープロジェクトのディレクトリ 

PS_DEPLOY_PROJECT_DIR

BEA WebLogic がユーザープロジェクトを格納するディレクトリへのパス。 

デフォルトは user_projects です。

製品の JDK ディレクトリ 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

BEA WebLogic が使用する JDK のコピーのインストール先ディレクトリへのパス。 

デフォルトは /usr/local/bea/jdk141_05 です。

サーバー / クラスタドメイン 

PS_DEPLOY_DOMAIN

BEA WebLogic が配備される BEA WebLogic ドメインの名前。 

デフォルトは mydomain です。

サーバー / クラスタインスタンス 

PS_DEPLOY_INSTANCE

Portal Server を実行する BEA WebLogic インスタンスの名前。 

デフォルトは myserver です。

サーバー / クラスタポート 

PS_DEPLOY_PORT

BEA WebLogic が管理接続を待機するポート。 

デフォルトは 7001 です。

サーバー / クラスタプロトコル 

PS_DEPLOY_PROTOCOL

「サーバー / クラスタポート」の値がセキュリティー保護されたポートを参照するかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

デフォルトは http です。

ドキュメントルートディレクトリ 

PS_DEPLOY_DOCROOT

BEA WebLogic がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリへのパス。 

管理者ユーザー ID 

PS_DEPLOY_ADMIN

BEA WebLogic 管理者 (システムユーザー) のユーザー名。 

デフォルトは weblogic です。

管理者パスワード 

PS_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD

BEA WebLogic 管理者 (システムユーザー) のパスワード。 

管理対象サーバー 

PS_DEPLOY_NOW

BEA WebLogic Server が管理対象サーバーであることを指定できます。 

BEA WebLogic Server が管理対象サーバーである場合、Portal Server Web アプリケーションを WebLogic の「サーバーインスタンス」に指定したインスタンスに配備してはなりません。 

状態ファイルで、管理対象サーバーの場合は n、または管理対象外サーバーの場合は y を指定します。デフォルト値は y です。