この節では、Portal Server の Web コンテナが IBM WebSphere Application Server の場合にインストーラが要求する情報を示します。
表 1–35 Portal Server と IBM WebSphere を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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インストールディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server のインストール先ディレクトリへのパス。 デフォルト値は /opt/IBM/WebSphere/Express51/AppServer です。 |
仮想ホスト |
IBM WebSphere Application Server インスタンスの仮想ホストエイリアスの名前。 デフォルト値は default_host です。 |
セル |
IBM WebSphere Application Server セルの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
ノード |
IBM WebSphere Application Server ノードの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
サーバーインスタンス |
IBM WebSphere Application Server インスタンスの名前。 デフォルト値は server1 です。 |
サーバーインスタンスポート |
IBM WebSphere アプリケーションインスタンスが HTTP 接続を待機するポート。この値は、通常はフロントエンド Web サーバーから設定されます。 デフォルト値は 9080 です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリ。 デフォルト値は /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/web/docs です。 英語以外の言語を使用する場合は、パス名の最後の部分を変更する必要があります。 |
Java ホームディレクトリ PS_DEPLOY_JDK_DIR |
IBM WebSphere Application Server が使用する Java インストールへのパス。 デフォルトは /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/java です。 |
セキュリティー保護されたサーバーインスタンス |
「サーバーインスタンスポート」がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |