Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

Web コンテナ情報: IBM WebSphere を使用する Portal Server

この節では、Portal Server の Web コンテナが IBM WebSphere Application Server の場合にインストーラが要求する情報を示します。

表 1–35 Portal Server と IBM WebSphere を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

インストールディレクトリ 

PS_DEPLOY_DIR

IBM WebSphere Application Server のインストール先ディレクトリへのパス。 

デフォルト値は /opt/IBM/WebSphere/Express51/AppServer です。

仮想ホスト 

PS_DEPLOY_VIRTUAL_HOST

IBM WebSphere Application Server インスタンスの仮想ホストエイリアスの名前。 

デフォルト値は default_host です。

セル 

PS_DEPLOY_CELL

IBM WebSphere Application Server セルの名前。 

デフォルト値は DefaultNode です。

ノード 

PS_DEPLOY_NODE

IBM WebSphere Application Server ノードの名前。 

デフォルト値は DefaultNode です。

サーバーインスタンス 

PS_DEPLOY_INSTANCE

IBM WebSphere Application Server インスタンスの名前。 

デフォルト値は server1 です。

サーバーインスタンスポート 

PS_DEPLOY_PORT

IBM WebSphere アプリケーションインスタンスが HTTP 接続を待機するポート。この値は、通常はフロントエンド Web サーバーから設定されます。 

デフォルト値は 9080 です。

ドキュメントルートディレクトリ 

PS_DEPLOY_DOCROOT

IBM WebSphere Application Server がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリ。 

デフォルト値は /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/web/docs です。

英語以外の言語を使用する場合は、パス名の最後の部分を変更する必要があります。 

Java ホームディレクトリ 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

IBM WebSphere Application Server が使用する Java インストールへのパス。 

デフォルトは /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/java です。

セキュリティー保護されたサーバーインスタンス 

PS_DEPLOY_PROTOCOL

「サーバーインスタンスポート」がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。