Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

Web Server: デフォルト Web Server インスタンス情報

表 1–58 Web Server のインストール時に必要となるデフォルト Web Server インスタンスに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

実行時ユーザー ID

WS_INSTANCE_USER

Web Server のデフォルトインスタンスがシステムでの実行に使用するユーザー ID。 

Access Manager または Portal Server をインストールする場合は、この値を root に設定し、「実行時グループ」の値を other に設定します。これらの値は、インストール後に変更できます。その他のサーバーの場合、「実行時ユーザー ID」をルート以外のユーザーに設定する必要があります。

デフォルト値は root です。

実行時グループ

WS_INSTANCE_GROUP

Web Server のデフォルトインスタンスを実行するグループ ID。 

デフォルト値は root です。

HTTP ポート

WS_INSTANCE_PORT

Web Server が HTTP 接続に対して待機するポート。 

デフォルト値は 80 です。

ドキュメントルートディレクトリ

WS_INSTANCE_CONTENT_ROOT

Web Server がコンテンツドキュメントを格納する場所。 

デフォルト以外の値を使用するには、指定するディレクトリがファイルシステムにすでに存在していることを確認します。存在しないディレクトリを指定しても、インストーラはディレクトリを作成しません。デフォルト値は次のとおりです。 

Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr/docs

Linux の場合: /opt/sun/webserver/docs

システム再起動時に自動的に Web Server を起動

WS_INSTANCE_AUTO_START

システムを再起動したときに Web Server が自動的に起動されるように設定します。 

Web Server は、システムの再起動時に Access Manager の起動スクリプトによって起動されるため、Access Manager を Web Server に配備した場合、この値は無視されます。 

状態ファイルで指定可能な値は、Y または N です。デフォルト値は Y です。