Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

状態ファイルのみで使用されるパラメータ

次の表は、コンポーネントの設定に関係しない状態ファイルパラメータに関する情報を示しています。パラメータ名は、アルファベット順に記載されています。

表 1–60 状態ファイルのパラメータ

パラメータ名 

説明 

CCCP_UPGRADE_EXTERNAL_ \

INCOMPATIBLE_JDK

JDK がホスト内で検出されたが、Java Enterprise System により配布される JDK とは互換性がない場合に、アップグレードするかどうかを指定します。 

指定できる値は yes または no のいずれかです。このパラメータでは、大文字と小文字は区別されます。デフォルト値は no です。

CONFIG_TYPE

設定の種類を定義します。 

指定できる値は、Custom (インストール時に設定) または Skip (インストール後に設定、「あとで設定」と同じ) です。デフォルト値は Custom で、「今すぐ設定」を選択した場合と同じ結果が得られます。

状態ファイルにこの値を設定してはなりません。インストーラを実行して状態ファイルを生成する場合にのみ、この値を指定します。設定タイプは、インストーラの処理ロジックにさまざまな方法で影響を及ぼします。 状態ファイルの生成後に値を変更した場合、エラーが発生する場合があります。 

DeploymentServer

Access Manager の Web コンテナの種類を指定します。  

指定可能な値は、WebServer および AppServer です。デフォルト値は AppServer (Application Server) です。

PSDEPLOYTYPE

Portal Server の Web コンテナの種類を指定します。 指定可能な値は、IWSSUNONE8WEBLOGICWEBSPHERE です。

LANGUAGE_SUPPORT

インストールする言語を指定します。指定可能な値は次のとおりです。  

  • en (英語)

  • es (スペイン語)

  • ja (日本語)

  • fr (フランス語)

  • de (ドイツ語)

  • ko (韓国語)

  • zh_TW (繁体字中国語)

  • zh_CN (簡体字中国語)

英語はいかなる場合でもインストールされ、パラメータ値が空白の場合でもインストールされます。複数の言語を選択する場合は、言語の略号をコンマで区切って指定します。たとえば、en,es,ja,fr のように指定することができます。

LICENSE_TYPE

指定可能な値は「Evaluation」および「Deployment」ですが、このフィールドは使用されません。 

PSP_EXIT_ON_DEPENDENCY_WARNING

選択したコンポーネントの依存関係が要件を満たしていない場合に終了するようにインストーラに指示します。通常、警告を確認することで、設定時に指定可能なリモートコンポーネントに適した依存関係を識別できます。 

依存関係の警告が表示されたらインストールを終了する場合は Yes を指定し、警告に関係なく処理を続行する場合は No を指定します。デフォルト値は No です。

このパラメータでは、大文字と小文字が区別されません。 

PSP_LOG_CURRENTLY_INSTALLED

現在インストールされている製品リストのログファイルへの書き出しをインストーラに指示します。このオプションは、グラフィカルインストーラの「コンポーネントの選択」ページの「インストール済みの製品」ボタンをクリックする操作に相当します。 

指定可能な値は、Yesおよび No です。デフォルト値は Yes です。

このパラメータでは、大文字と小文字が区別されません。 

PSP_SELECTED_COMPONENTS

インストールするコンポーネントおよびサブコンポーネントのコンマ区切りのリスト。 

デフォルト値は All です。

REMOVE_BUNDLED_PRODUCTS

インストーラに対し、このコンポーネントの Java ES バージョンをインストールする前に、Solaris OS に付属の Application Server および Message Queue 製品を削除するように指示します。