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Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

基本 SUSE Linux OS 構成変数

base_config モジュール用のコンポーネント変数

次のリストで説明している変数は、基本オペレーティングシステム構成を提供します。これらの変数は、JET base_config モジュールに直接対応します。リストには、ターゲット設定可能なコンポーネントの値を使用するいくつかの変数があります。SUSE Linux Profile 変数の目的では、ターゲット設定可能なコンポーネントはターゲットホストです。

ClientArch_base_config

説明 : x86 などのカーネルアーキテクチャー。デフォルトでは、これはターゲット設定可能なコンポーネントのカーネルアーキテクチャーに設定されています。

デフォルト値 : :[targetableComponent:kernel_arch]

ClientEther_base_config

説明 : Ethernet MAC アドレス。デフォルトでは、これはターゲット設定可能なコンポーネントの Ethernet MAC アドレスに設定されています。

デフォルト値 : :[targetableComponent:ethernet_mac_address]

ClientOSName_base_config

説明 : プロビジョニングする OS の名前。

例 : redhat

ClientOS_base_config

説明 : プロビジョニングする OS のバージョン。

例 : LinuxRedHat3.0_x86

products_base_config

説明 : プロビジョニングする JET モジュール。

例 : base_config spsra

client_allocation_base_config

説明 : このクライアントの構築に使用されるメカニズム。デフォルトでは、/opt/jet/etc/jumpstart.conf にあるオプションが使用されます。この特定のクライアントのデフォルトとは異なる動作が必要な場合を除き、この値は空白のままにします。

productdir_base_config

説明 : SUSE Linux ディストリビューションへのパス。jumpstart.conf ファイルの情報と JET サーバーの IP アドレスを使用するには、この値を空白のままにします。パッケージファイルが JET サーバー上に格納されてない場合、パッケージの位置への NFS スタイルのパスを提供します。

patchdir_base_config

説明 : ターゲットホストにプロビジョニングするパッチへのパス。インストールするパッチが JET SUSE イメージサーバーにある場合は、この値を空白のままにしておきます。パッチが JET SUSE イメージサーバーにない場合は、NFS アクセス可能なシステムにある、それらのパッチの位置への絶対パスを指定します。

デフォルト値 : null

suse_media_base_config

説明 : SUSE Linux 製品媒体の位置。

pxelinux_console_base_config

説明 : PXE ブート環境に渡すコンソールパラメータ。

例 : ttyS0,9600

append_kernel_cmdline_base_config

説明 : PXE ブート時にカーネルに渡す追加のコマンド行オプション。

nis_domain_base_config

説明 : NIS ドメインの名前。

nis_broadcast_base_config

説明 : NIS サーバーからネームサービスデータをブロードキャストするかどうかを指定します (yes/no)。

デフォルト値 : no

nis_broken_server_base_config

説明 : SUSE Linux インストールの <nis> セクションにある nis_broken_server 変数に対応します (yes/no)。

nis_local_only_base_config

説明:SUSE Linux インストールの <nis> セクションにある nis_local_only 変数に対応します (yes/no)。

nis_options_base_config

説明:SUSE Linux インストールの <nis> セクションにある nis_options 変数に対応します (yes/no)。

nis_servers_base_config

説明 : NIS サーバーのスペース区切りリスト。

nis_start_autofs_base_config

説明:SUSE Linux インストールの <nis> セクションにある start_autofs 変数に対応します (yes/no)。

nis_start_nis_config

説明 : NIS サービスを開始するかどうかを指定します (yes/no)。

デフォルト値 : no

nis_other_1_domain_base_config

説明 : 追加の NIS ドメインを指定します。

nis_other_1_broadcast_base_config

説明 : 追加の NIS サーバーからネームサービスデータをブロードキャストするかどうかを指定します (yes/no)。

nis_other_1_servers_base_config

説明 : 追加の NIS サーバーを指定するコンマ区切りリスト。

ldap_v2_base_config

説明 : LDAP v2 認証を使用するかどうかを指定します (true/false)。

デフォルト値 : false

ldap_start_base_config

説明 : LDAP サービスを開始するかどうかを指定します (true/false)。

デフォルト値 : false

ldap_server_base_config

説明 : LDAP サーバーの名前。

ldap_basedn_base_config

説明 : LDAP サーバーのベースドメイン名。

ldap_tls_base_config

説明 : LDAP に Transport Layer Security (TLS) プロトコルを使用するかどうかを指定します (true/false)。

デフォルト値 : false

runlevel_base_config

説明 : ターゲットホストの実行レベルを指定します。

デフォルト値 : 3

security_console_shutdown_base_config

説明 : コンソールのシャットダウン動作を指定します。

デフォルト値 : reboot

security_cwd_in_root_path_base_config

説明 : ルートパスで cwd (作業用ディレクトリの変更) を許可するかどうかを指定します (yes/no)。

デフォルト値 : no

security_cwd_in_user_path_base_config

説明 : ユーザーパスで cwd (作業用ディレクトリの変更) を許可するかどうかを指定します (yes/no)。

デフォルト値 : no

security_displaymanager_remote_access_base_config

説明 : ディスプレイマネージャーへのリモートアクセスを可能にします。

デフォルト値 : no

security_encryption_base_config

説明 : ターゲットホストからの通信の暗号化を可能にします。

デフォルト値 : md5

security_fail_delay_base_config

説明 : 各ログイン試行後の時間 (秒単位)。

デフォルト値 : 1

security_faillog_enab_base_config

説明 : /var/log/faillog でのエラーの記録を有効にします

デフォルト値 : yes

security_gid_max_base_config

説明 : グループ ID の最大数

デフォルト値 : 60000

security_gid_min_base_config

説明 : グループ ID の最小数

デフォルト値 : 101

security_kdm_shutdown_base_config

説明 : KDM シャットダウン

デフォルト値 : all

security_lastlog_enab_base_config

説明 : lastlog 有効

デフォルト値 : yes

security_obscure_checks_enab_base_config

説明 : あいまい検査を有効にします

デフォルト値 : no

security_pass_max_days_base_config

説明 : パスワードの最大有効日数

デフォルト値 : 99999

security_pass_max_len_base_config

説明 : ユーザーパスワードの最大文字数

デフォルト値 : 8

security_pass_min_days_base_config

説明 : パスワードの最小有効日数

デフォルト値 : 0

security_pass_min_len_base_config

説明 : ユーザーパスワードの最小文字数

デフォルト値 : 5

security_pass_warn_age_base_config

説明 : ユーザーパスワードの期限切れ前にユーザーに警告する残り日数

デフォルト値 : 7

security_passwd_use_crackilib_base_config

説明 : Cracklib ユーティリティーを使用してパスワードを暗号化するかどうかを指定します

デフォルト値 : no

security_permission_security_base_config

説明 : アクセス権のセキュリティーレベルを指定します

デフォルト値 : easy

security_run_updatedb_as_base_config

説明 : updatedb ジョブを実行するユーザーを指定します

デフォルト値 : root

security_uid_max_base_config

説明 : ユーザー ID の最大数

デフォルト値 : 60000

security_uid_min_base_config

説明 : ユーザー ID の最小数

デフォルト値 : 500

users_base_config

説明 : root ユーザーを指定します

デフォルト値 : root

user_root_encrypted_base_config

説明: インストール中に暗号化された root パスワードを渡すかどうかを指定します

デフォルト値 : true

user_root_password_base_config

説明 : 暗号化された root パスワード

デフォルト値 : JgkyZIu7eRxPU

user_root_fullname_base_config

説明 : root ユーザーのフル名

user_root_gid_base_config

説明 : root ユーザーのグループ ID

user_root_grouplist_base_config

説明 : root ユーザーが属する追加グループのスペース区切りリスト

user_root_home_base_config

説明 : root ユーザーのホームディレクトリ

user_root_shell_base_config

説明 : root ユーザーのデフォルトシェル

user_root_uid_base_config

説明 : root ユーザーのユーザー ID

x11_color_depth_base_config

説明 : ディスプレイデバイスの発色数

x11_configure_x11_base_config

説明 : X11 ウィンドウシステムを構成するかどうかを指定します (true/ false)

デフォルト値 : false

x11_start_x11_base_config

説明 : X11 ウィンドウシステムを起動するかどうかを指定します (true/ false)

デフォルト値 : false

x11_display_manager_base_config

説明 : ディスプレイマネージャーを指定します

x11_enable_3d_base_config

説明 : X11 ウィンドウシステムの 3D を有効にします

x11_window_manager_base_config

説明 : ウィンドウマネージャーソフトウェアを指定します

x11_resolution_base_config

説明 : ディスプレイデバイスに使用する解像度を指定します

x11_monitor_display_frequency_base_config

説明 : ディスプレイデバイスのモニター周波数

x11_monitor_display_bandwidth_base_config

説明 : モニターの帯域幅

x11_monitor_display_height_base_config

説明 : モニターの高さ

x11_monitor_display_max_hsync_base_config

説明 : モニターの最大水平同期

x11_monitor_display_max_vsync_base_config

説明 : モニターの最大垂直同期

x11_monitor_display_min_hsync_base_config

説明 : モニターの最小水平同期

x11_monitor_display_min_vsync_base_config

説明 : モニターの最小垂直同期

x11_monitor_display_width_base_config

説明 : モニターの表示幅

x11_monitor_device_base_config

説明 : モニターデバイス

x11_monitor_vendor_base_config

説明 : モニターのベンダー

bootloader_location_base_config

説明 : ブートローダーの位置

デフォルト値 : mbr

bootloader_repl_mbr_base_config

説明 : マスターブートレコード (MBR) の内容を消去するかどうかを指定します

デフォルト値 : true

bootloader_initrd_modules_base_config

説明 : initrd ブートローダーモジュールを指定します

bootloader_kernel_parameters_base_config

説明 : ブートローダーに対するカーネルパラメータを指定します

bootloader_loader_type_base_config

説明 : ブートローダーの種類を指定します

デフォルト値 : grub

bootloader_loader_device_base_config

説明 : ブートローダーデバイスを指定します

general_keyboard_base_config

説明 : キーボードマップを指定します

デフォルト値 : english-us

general_mouse_id_base_config

説明 : マウス ID を指定します

デフォルト値 : none

general_mouse_device_base_config

説明 : マウスデバイスを指定します

general_clock_hwclock_base_config

説明 : ハードウェアクロック (UTC または localtime) を指定します

デフォルト値 : localtime

general_timezone_base_config

説明 : タイムゾーンを指定します

デフォルト値 : US/Pacific

general_language_base_config

説明 : システムにインストールする言語を指定します

デフォルト値 : en_US

general_mode_confirm_base_config

説明 : 確認モード (true/ false)

デフォルト値 : false

general_mode_forceboot_base_config

説明 : 強制的なブート (true/ false)

デフォルト値 : true

general_mode_interactive_boot_base_config

説明 : 対話形式でのブート (true/false)

デフォルト値 : false

general_mode_reboot_base_config

説明 : リブート (true/ false)

デフォルト値 : true

dhclient_additional_options_base_config

説明 : 追加の DHCP クライアントオプションを指定します

dhclient_client_id_base_config

説明 : DHCP クライアント ID

dhclient_hostname_option_base_config

説明 : DHCP ホスト名のオプション

drive_list_base_config

説明: ターゲットホストのハードディスクドライブのパイプ区切りリスト。この変数値の構文は次のとおりです。

name!init!use!device

次に例を示します。

sda!true!all!/dev/sda|sdb!true!linux!/dev/sdb

前述の例は、次の変数と値ペアのセットを持つ 2 つのハードディスクドライブを特定します。

base_config_drive_list="sda sdb"

base_config_drive_sda_init=true
base_config_drive_sda_use=all
base_config_drive_sda_device=/dev/sda

base_config_drive_sdb_init=true
base_config_drive_sdb_use=linux
base_config_drive_sdb_device=/dev/sdb

デフォルト値 : sda!true!all!/dev/sda

partition_1_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名。この変数の値は、drive_list_base_config で宣言したドライブのいずれかである必要があります。

partition 変数の値は 1 から始まり、途中省略することなく順に 1 ずつ増えていく必要があります。

デフォルト値 : sda

partition_1_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

例 :

partition_1_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

例 :

partition_1_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

デフォルト値 : /boot

partition_1_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

デフォルト値 : ext3

partition_1_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/false)

デフォルト値 : true

partition_1_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

デフォルト値 : 100M

partition_1_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

例 :

partition_1_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

デフォルト値 : true

partition_2_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

デフォルト値 : sda

partition_2_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

例 :

partition_2_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

例 :

partition_2_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

デフォルト値 : /

partition_2_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

デフォルト値 : ext3

partition_2_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

デフォルト値 : true

partition_2_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

デフォルト値 : 10GB

partition_2_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

例 :

partition_2_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

デフォルト値 : true

partition_3_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

デフォルト値 : sda

partition_3_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

例 :

partition_3_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

例 :

partition_3_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

デフォルト値 : swap

partition_3_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

デフォルト値 : swap

partition_3_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

デフォルト値 : true

partition_3_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

デフォルト値 : 4096M

partition_3_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

例 :

partition_3_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

デフォルト値 : true

partition_4_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

partition_4_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

partition_4_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

partition_4_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

partition_4_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

デフォルト値 : ext3

partition_4_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

デフォルト値 : true

partition_4_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

partition_4_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

partition_4_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

デフォルト値 : true

partition_5_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

デフォルト値 : sda

partition_5_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

例 :

partition_5_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

partition_5_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

partition_5_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

partition_5_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

partition_5_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

partition_5_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

partition_51_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

partition_6_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

partition_6_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

partition_6_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

partition_6_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

partition_6_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

partition_6_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

partition_6_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

partition_6_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

partition_6_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

partition_7_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

デフォルト値 : sda

partition_7_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

partition_7_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

partition_7_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

partition_7_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

partition_7_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

partition_7_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

partition_7_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

partition_7_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

partition_8_drive_base_config

説明 : パーティションのドライブ名

partition_8_id_base_config

説明 : パーティションのパーティション ID

partition_8_nr_base_config

説明 : パーティションのパーティション番号

partition_8_mount_base_config

説明 : パーティションのマウントポイント

partition_8_filesystem_base_config

説明 : パーティションのファイルシステムの種類

partition_8_format_base_config

説明 : パーティションをフォーマットするかどうかを指定します (true/ false)

partition_8_size_base_config

説明 : パーティションのパーティションサイズ (M バイト数、auto、または max)

partition_8_raid_device_base_config

説明 : パーティションの RAID デバイス

partition_8_primary_base_config

説明 : パーティションを強制的にプライマリパーティションにする (true/false)

raid_1_device_base_config

説明 : RAID ボリュームのデバイスを指定します。

例 : /dev/sda1

raid_1_chunk_size_base_config

説明 : RAID ストリップのサイズを指定します (バイト単位)。

raid_1_filesystem_base_config

説明 : RAID ボリュームに使用するファイルシステム

raid_1_format_base_config

説明 : RAID ボリュームのフォーマットを指定します。

raid_1_parity_algorithm_base_config

説明 : RAID 5 で使用するパリティアルゴリズム。値は、left-asymmetric、right-asymmetric、left-symmetric、または right-symmetric のいずれかです。

raid_1_partition_id_base_config

説明 :

デフォルト値 :

raid_1_persistent_superblock_base_config

説明 : 永続的スーパーブロックを使用するかどうかを指定します (true/false)。永続的スーパーブロックとは、各 RAID デバイスの最後に割り当てられる小さなディスク領域で、この領域を確保することにより、カーネルは、ディスクが別の SCSI コントローラに移動された場合でも、安全に RAID デバイスを検出できます。

raid_1_mount_base_config

説明 : RAID デバイスのマウントポイントを指定します。

raid_1_format_base_config

説明 : 作成する RAID ボリュームのタイプを指定します (0、1、または 5)

raid_2_device_base_config

説明 : RAID ボリュームのデバイスを指定します。

例 : /dev/sda2

raid_2_chunk_size_base_config

説明 : RAID ストリップのサイズを指定します (バイト単位)。

raid_2_filesystem_base_config

説明 : RAID ボリュームに使用するファイルシステム

raid_2_format_base_config

説明 : RAID ボリュームのフォーマットを指定します。

raid_2_parity_algorithm_base_config

説明 : RAID 5 で使用するパリティアルゴリズム。値は、left-asymmetric、right-asymmetric、left-symmetric、または right-symmetric のいずれかです。

raid_2_partition_id_base_config

説明 :

デフォルト値 :

raid_2_persistent_superblock_base_config

説明 : 永続的スーパーブロックを使用するかどうかを指定します (true/false)。永続的スーパーブロックとは、各 RAID デバイスの最後に割り当てられる小さなディスク領域で、この領域を確保することにより、カーネルは、ディスクが別の SCSI コントローラに移動された場合でも、安全に RAID デバイスを検出できます。

raid_2_mount_base_config

説明 : RAID デバイスのマウントポイントを指定します。

raid_2_format_base_config

説明 : 作成する RAID ボリュームのタイプを指定します (0、1、または 5)

software_base_base_config

説明 : インストールするソフトウェアベース (Minimal、default、Minimal+X11、Full-Installation.sel) を指定します

デフォルト値 : Minimal

software_addons_base_config

説明 : インストールするアドオンソフトウェアを指定します

software_kernel_base_config

説明 : インストールするカーネル

software_packages_base_config

説明 : インストールする追加パッケージのスペース区切りリスト

software_remove_base_config

説明 : 削除するパッケージのスペース区切りリスト

bootproto_base_config

説明 : ターゲットホストのブートプロトコル。

デフォルト値 : dhcp

network_interface_base_config

説明 : プロビジョニング中に使用するネットワークインタフェース。

デフォルト値 : :[targetableComponent:linux_network_interface]

ip_base_config

説明 : ターゲットホストの IP アドレス。

デフォルト値 : :[targetableComponent:ethernet_ip_address]

netmask_base_config

説明 : プロビジョニング中に使用するネットマスク。

デフォルト値 : :[targetableComponent:ethernet_netmask]

gateway_base_config

説明 : プロビジョニング中に使用するゲートウェイ。

デフォルト値 : :[targetableComponent:default_router]

nameservers_base_config

説明 : プロビジョニング中に使用するネームサーバーのスペース区切りリスト。

startmode_base_config

説明 : 起動モード

例 :

broadcast_base_config

説明 : ブロードキャスト

例 :

networkifs_base_config

説明 : 構成する追加ネットワークインタフェースを指定します。この変数は、ターゲットホスト変数 networkifs_redhat_base_config から算出されます

例 : eth1!--ip 1.2.3.4 --netmask 255.255.255.0 --bootproto static

dns_dhcp_hostname_base_config

説明 : DHCP からホスト名を取得するかどうかを指定します (true/false)

デフォルト値 : false

dns_dhcp_resolv_base_config

説明 :DNS 解決ファイルを変更するかどうかの指定

デフォルト値 : false

hostname_base_config

説明 : ターゲットホストのホスト名。

デフォルト値 : :[targetableComponent:installPath]

domain_base_config

説明 : DNS ドメイン名

例 : west.example.com

ip_forward_base_config

説明 : IP 転送を有効にするかどうかを指定します (true/false)

例 : false

fw_allow_traceroute_base_config

説明 : traceroute を許可します

fw_autoprotect_services_base_config

説明 : Autoprotect サービス

fw_ipsec_trust_base_config

説明 : IPSEC を信頼

fw_log_accept_all_base_config

説明 : すべて受け付け

fw_log_accept_crit_base_config

説明 : critical を受け付け

fw_log_drop_all_base_config

説明 : すべてドロップ

fw_log_drop_crit_base_config

説明 : critical をドロップ

fw_masquerade_base_config

説明 : マスカレード

fw_protect_from_internal_base_config

説明 : 内部ネットワークから保護

fw_route_base_config

説明 : ファイアウォールルート

fw_start_firewall_base_config

説明 : ファイアウォールを起動するかどうかを指定します

fw_dev_dmz_base_config

説明 : DMZ のインタフェースを指定します

fw_dev_ext_base_config

説明 : 外部インタフェースを指定します

fw_dev_int_base_config

説明 : 内部インタフェースを指定します

fw_masq_nets_base_config

説明 : マスカレードネットワークを指定します

fw_services_dmz_ip_base_config

説明 : DMZ の IP アドレス

fw_services_dmz_tcp_base_config

説明 : DMZ TCP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

fw_services_dmz_udp_base_config

説明 : DMZ UDP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

fw_services_ext_ip_base_config

説明 : 外部 IP アドレス

fw_services_ext_tcp_base_config

説明 : 外部 TCP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

fw_services_ext_udp_base_config

説明 : 外部 UDP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

fw_services_int_ip_base_config

説明 : 内部 IP アドレス

fw_services_int_tcp_base_config

説明 : 内部 TCP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

fw_services_int_udp_base_config

説明 : 内部 UDP サービスのリスト。名前リスト、ポート番号、または最小および最大範囲を指定します。

script_pre_1_base_config

説明 : JET サーバー上のプリインストールスクリプトの位置を指定します。

script_pre_1_interpreter_base_config

説明 : プリインストールスクリプトのインタプリタを指定します。

script_post_1_base_config

説明 : JET サーバー上のポストインストールスクリプトの位置を指定します。

script_post_1_interpreter_base_config

説明 : ポストインストールスクリプトのインタプリタを指定します。

script_chroot_1_base_config

説明 : 代替ルートディレクトリの jail 内でポストインストールスクリプトを実行するかどうかを指定します。

script_chroot_1_interpreter_base_config

説明 : ポストインストールスクリプトに使用するインタプリタ。

script_chroot_1_chrooted_base_config

説明 : 別のルートディレクトリでスクリプトを実行するかどうかを指定します。

partitionadd_base_config

説明 : パーティション 9 から始まるパーティションをターゲットホストに追加します。この変数値の構文は次のとおりです。

n!drive!id!nr!mount!filesystem!format!size!raid_device!primary

ここでの各要素の意味は次のとおりです。

n には、パーティション番号を指定します。

disk には、パーティションのデバイスを指定します。

id には、パーティションの ID を指定します。

nr には、パーティション番号を指定します。

mount には、パーティションのマウントポイントを指定します。

filesystem には、パーティションのファイルシステムの種類を指定します。

format は、パーティションをフォーマットするかどうかを指定します。

size には、パーティションのサイズ (M バイト単位) を指定します。

maxsize には、パーティションの最大サイズを指定します。

grow は、パーティションの拡張を許可するかどうかを指定します。

primary は、このパーティションを強制的にプライマリパーティションにするかどうかを指定します。

変数値には、すべての追加パーティションの情報を含めます。たとえば、9 番目と 10 番目のパーティションを作成する場合は、この変数に、次の例のような値を設定します。

9!sda!!!/export9!ext3!true!10GB!!!

この値によって、次の変数セットが作成されます。

base_config_partition_9_drive=sda
base_config_partition_9_id=
base_config_partition_9_nr=
base_config_partition_9_mount=/export9
base_config_partition_9_filesystem=ext3
base_config_partition_9_format=true
base_config_partition_9_size=10GB
base_config_partition_9_raid_device=
base_config_partition_9_primary=
raidadd_base_config

説明 : デバイス 3 から始まる RAID デバイスをターゲットホストに追加します。この変数値の構文は次のとおりです。

n!device!chunk_size!filesystem!format!parity_algorithm!partition_id!persistent_superblock!mount!raid_type

ここでの各要素の意味は次のとおりです。

n には、RAID ボリューム番号を指定します。

device には、RAID ボリュームのデバイスを指定します。

chunk_size には、ボリュームの RAID レベルを指定します。

filesystem には、RAID ボリュームに使用するファイルシステムを指定します。

format は、RAID ボリュームとして使用するディスクをフォーマットするかどうかを指定します。

parity_algorithm には、RAID ボリュームの整合性検査に使用するアルゴリズムを指定します。

partition_id には、RAID ボリュームのパーティション ID を指定します。

persistent_superblock は、RAID デバイスにスーパーブロックを作成するかどうかを指定します。

mount には、RAID ボリュームのマウントポイントを指定します。

raid_type には、RAID ボリュームの種類を指定します。

変数値には、すべての追加パーティションの情報を含めます。raidadd_base_config 変数の基本構文は、partitionadd_base_config 変数の構文と同じです。

scriptpreadd_base_config

説明 : 番号 2 から始まる追加のプリインストールスクリプトを OS プロビジョニングファイルに追加します。この変数値の構文は次のとおりです。

n!pre!pre_interpreter

ここでの各要素の意味は次のとおりです。

n には、スクリプトのインデックス番号を指定します。インデックス番号 2 から始めます。

pre には、プリインストールスクリプトの名前を指定します。

pre_interpreter には、プリインストールスクリプトに使用するインタプリタを指定します。

変数値には、使用するすべての追加プリインストールスクリプトの情報を含めます。scriptpreadd_base_config 変数の基本構文は、partitionadd_base_config 変数の構文と同じです。

scriptpostadd_base_config

説明 : 番号 2 から始まる追加のポストインストールスクリプトを OS プロビジョニングファイルに追加します。この変数値の構文は次のとおりです。

n!post!post_interpreter

ここでの各要素の意味は次のとおりです。

n には、スクリプトのインデックス番号を指定します。インデックス番号 2 から始めます。

post には、ポストインストールスクリプトの名前を指定します。

post_interpreter には、ポストインストールスクリプトに使用するインタプリタを指定します。

変数値には、使用するすべての追加ポストインストールスクリプトの情報を含めます。scriptpreadd_base_config 変数の基本構文は、partitionadd_base_config 変数の構文と同じです。

scriptchrootadd_base_config

説明 : 番号 2 から始まる追加の chroot スクリプトを OS プロビジョニングファイルに追加します。この変数値の構文は次のとおりです。

n!chroot!interpreter!chrooted

ここでの各要素の意味は次のとおりです。

n には、スクリプトのインデックス番号を指定します。インデックス番号 2 から始めます。

chroot には、chroot スクリプトの名前を指定します。

interpreter には、chroot スクリプトに使用するインタプリタを指定します。

chrooted は、別のルートディレクトリでスクリプトを実行するかどうかを指定します。

変数値には、使用するすべての追加ポストインストールスクリプトの情報を含めます。scriptpreadd_base_config 変数の基本構文は、partitionadd_base_config 変数の構文と同じです。

追加ネットワークインタフェースの構成

networkifs_base_config 変数は、network_interface_base 変数を使用して構成された最初のネットワークインタフェースに加えて、追加のネットワークインタフェースを構成する手段を提供します。

追加の各インタフェースデバイスに、そのインタフェースのネット名、ネットマスク、ホスト名、および IP アドレスを定義する 4 つの変数のグループを指定する必要があります。

次の例に、2 つのインタフェースに networkifs_base_config 変数を定義する方法を示します。

次の構文を使用して、2 つの追加インタフェースに 1 つの networkifs_base_config 変数を定義します。

le1!netB 255.255.255.0 myhost-netB 192.168.1.0|hme0!netC 255.255.255.0 myhost-netC 192.168.2.0