Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

カスタムスクリプト

カスタムスクリプトは、スクリプトのソース位置により定義されます。ツールキットは、ビルド中にターゲットサーバーのスクラッチ領域にスクリプトをコピーし、適切な時点でスクリプトを実行します。

前節で説明したカスタムファイルと同じように、スクリプトのソースは /opt/SUNWjet ディレクトリ内に存在する必要があります。ソースは、共通の保持領域に対する相対参照になることも可能です。

システムが JumpStart サーバーの NFS イメージ上で動作し、実際のターゲットサーバーファイルシステムが $ROOTDIR ( /a) 上にマウントされている場合、カスタムモジュールは最初の再起動の前に、スクリプトを実行するためのプロビジョニングを行いません。

最初の再起動の前にスクリプトを実行する場合は、付録 F 「追加 JET モジュールの作成」で説明しているようにモジュールの作成を検討してください。