ここでは、製品媒体から RedHat Linux のファイルをコピーすることによって、その OS イメージを作成する手順を説明します。これらのコピーは、RedHat Linux OS または Solaris OS のいずれかが動作するシステムに配置できます。システムの CD-ROM ドライブに物理製品媒体を挿入し、プロビジョニングプラン用のイメージソースとして CD を指定することもできます。RedHat Linux ブートおよびインストールサーバーにコピーを配置する必要はありません。
ブートおよびインストールサーバーではないシステムにコピーを配置する場合は、次の条件が満たされる必要があります。
JET を使用する RedHat Linux プロビジョニングの場合は、ブートおよびインストールサーバーとターゲットホストが NFS 経由でコピーにアクセスできること。
JET を使用しない RedHat Linux プロビジョニングの場合は、ターゲットホストが NFS 経由でコピーにアクセスできること。
次の手順に従って、RedHat Linux ファイルのコピーを作成してください。
Linux ファイルを含めるディレクトリを作成します。
同じサーバーから複数のディストリビューションにサービスを提供するため、各ディストリビューション用に独立したディレクトリを作成します。
最初の CD-ROM または ISO イメージファイルをマウントします。
次のいずれかの例のようなコマンドを使用します。
#mount /dev/cdrom by default, will mount on /mnt/cdrom, check /etc/fstab #mount -o loop /path-to-first-iso /mnt/loop assumes /mnt/loop exists |
CD-ROM または ISO イメージファイルの内容を、手順 1 で作成したディレクトリにコピーします。
次のいずれかの例のようなコマンドを使用します。
#/bin/cp -avf /mnt/cdrom/* /export/RHEL3.0 #/bin/cp -avf /mnt/loop/* /export/RHEL3.0 |
ディストリビューションのすべての CD-ROM または ISO メディアに対して手順 2 と 3 を繰り返します。