説明 : Windows RIS サーバー上の最初のインタフェースがプロビジョニングインタフェースとして構成されていない場合、RIS サーバーは、ターゲットホストからの DHCP PXE 要求に応答しません。この問題は、Windows ブートおよびインストールサーバー上の BINLSVC/RIS サーバーが、システムのブート時に構成される最初のインタフェースで待機するために発生します。最初のインタフェースをプロビジョニングインタフェースとして構成していない場合、RIS サーバーはターゲットホストからの DHCP PXE 要求に応答できません。詳細は、「PXE/DHCP/BINLSVC に関連する問題」を参照してください。
次のエラーメッセージが表示されます。
CLIENT MAC ADDR: 00 09 3D 12 D4 16 GUID: DF5EF8FE E568 11D9 811E 0060B0B37D21 CLIENT IP: 172.0.0.1 MASK: 255.255.255.0 DHCP IP: 172.0.0.3 PXE-E55: ProxyDHCP service did not reply to request on port 4011. PXE-M0F: Exiting Broadcom PXE ROM |
回避策: 次に示す回避方法のどれか 1 つを選択してください。
Windows RIS サーバー上で、プロビジョニングインタフェースだけを使用可能にして、ほかのすべてのインタフェースを使用不可にする。
Windows RIS サーバー上で、ネットワークサービスがアクセスするネットワーク接続の順序を変更する。次の手順に従ってください。
Windows RIS サーバー上で、「スタート」メニューから「コントロールパネル」ウィンドウを開きます。
「コントロールパネル」ウィンドウで「ネットワーク接続」をクリックします。
「ネットワーク接続」画面で「詳細」タブを選択します。
「詳細設定」ボタンをクリックします。
「アダプタとバインド」タブをクリックします。
ネットワークサービスがアクセスする接続の順序を変更します。プロビジョニングインタフェースが最初のインタフェースになっていることを確認します。
BINLSVC を停止し、再起動します。この操作は、Services GUI から、または MS-DOS コマンドウィンドウで次のコマンドを入力することによって行うことができます。
> net stop binlsvc > net start binlsvc |