Solaris ユーザーズガイド (上級編)

プリンタの状態を表示する

lpstat コマンドに -p オプションを指定することにより、個々のプリンタについての状態情報を要求できます。このオプションは、プリンタの活動状況 (アクティブまたはアイドル)、使用可能または不可能になった時間、印刷要求の受付の可否などを表示します。

システム上の全プリンタに関する状態情報を表示するには、次のコマンドを入力します。


$ lpstat -p

次の例は、2 つのプリンタがアイドル状態、使用可能、印刷要求受付可能であることを示しています。


$ lpstat -p

printer jetprint is idle. enabled since Wed Nov  1 15:09:28 MST 2000. 

   available.

printer fastprint is idle. enabled since Wed Nov  1 15:09:46 MST 2000. 

   available.

$

これらのプリンタの印刷待ち行列にジョブが存在すれば、そのジョブ情報も表示されます。

個々のプリンタに関する状態情報を表示するには、次のコマンドを入力します。


$ lpstat -p printername

printername は、特定のプリンタの名前です。