Solaris Java Plug-in ユーザーズガイド

第 9 章 Java Plug-in コントロールパネルによる Plug-in の動作/オプションの設定

この節の内容は、次のとおりです。

概要

JavaTM Plug-in コントロールパネルを使用すると、Java Plug-in が起動時に使用するデフォルト設定を変更できます。 実行中の Java Plug-in インスタンス内部で稼働するアプレットはすべてこの設定を使用します。

Java Plug-in コントロールパネルの起動

コントロールパネルは、ControlPanel 実行可能ファイルを起動することで実行できます。Java 2 SDK では、このファイルは次の位置に存在します。


<SDK installation directory>/jre/bin/ControlPanel

たとえば、Java 2 SDK が /usr/j2se にインストールされている場合、次のコマンドでコントロールパネルを起動します。


/usr/j2se/jre/bin/ControlPanel

Java 2 Runtime Environment のインストールでは、このファイルは次の位置に格納されます。


<JRE installation directory>/bin/ControlPanel

Netscape を使用してコントロールパネルのアプレットページを表示することも可能です。このページは、ControlPanel.html というファイル名で JRE ディレクトリにインストールされています。Java 2 SDK では、このファイルは次の位置に存在します。


<SDK installation directory>/jre/ControlPanel.html

JRE では、次の位置に存在します。


<JRE installation directory>/ControlPanel.html

保存オプション

コントロールパネルのオプションの変更が完了したら、「適用 (Apply)」をクリックして変更を保存します。変更を取り消して、構成ファイルからコントロールパネルの値を再ロードする場合は、「リセット (Reset)」をクリックします。

コントロールパネルのオプション設定

Java Plug-in コントロールパネルには 5 つのパネルがあり、さまざまなオプションを設定できます。各パネルのラベルを次に示します。

「基本 (Basic)」パネル

「基本 (Basic)」パネルの外観を次に示します。「基本」パネルの「Java Plug-in の有効化」、「コンソールを表示/非表示」、「例外ダイアログボックスの表示」チェックボックスを表示しています。

「基本 (Basic)」パネルを使用して、次のオプションを設定できます。

「詳細 (Advanced)」パネル

「詳細 (Advanced)」パネルの外観を次に示します。Java プラットフォームバージョン選択のプルダウンメニューと Java Plug-in 実行時のパラメータを指定するテキストフィールドを表示しています。

「詳細 (Advanced)」パネルを使用して、次のオプションを設定できます。

「プロキシ (Proxies)」パネル

「プロキシ (Proxies)」パネルの外観を次に示します。ブラウザのデフォルト設定を別のプロトコルのプロキシアドレスおよびポートでオーバーライドするためのチェックボックスとテキストフィールドを表示しています。

「プロキシ (Proxies)」パネルを使用して、ブラウザのデフォルト設定を使用したり、プロキシアドレスおよびポートを別のプロトコルでオーバーライドできます。

「キャッシュ (Cache)」パネル

「キャッシュ (Cache)」パネルの外観を次に示します。「キャッシュ」パネルでは、JAR キャッシュの有効化および、キャッシュの表示、クリア、サイズ変更または圧縮などの設定を行います。

「証明書 (Certificates)」パネル

「証明書 (Certificates)」パネルの外観を次に示します。署名済みアプレット、セキュリティ保護されたサイト、署名者の CA およびセキュリティ保護されたサイトの CA の 4 つのチェックボックスがあります。

次の 4 種類の証明書から選択できます。