Solaris のシステム管理 (IP サービス)

Solaris のインストールをサポートするオプションを作成する方法 (DHCP マネージャ)

  1. DHCP マネージャで「オプション (Options)」を選択します。

  2. 「編集 (Edit)」メニューから「作成 (Create)」を選択します。

    「オプションの作成 (Create Option)」ダイアログボックスが開きます。

  3. 最初のオプションのオプション名を入力し、そのオプションに値を入力します。

     表 10–4 を使用して、作成する必要があるオプションの名前と値を調べます。ベンダークライアントクラスは推奨値に過ぎないことに注意してください。DHCP サービスから Solaris インストールパラメータを取得する必要がある実際のクライアントのタイプを示すクラスを作成する必要があります。 クライアントのベンダークライアントクラスを決定する方法については、表 10–3 を参照してください。

  4. すべての値を入力したら、「了解 (OK)」をクリックします。

  5. 「オプション (Options)」タブで、今作成したオプションを選択します。

  6. 「編集 (Edit)」メニューから「複製 (Duplicate)」を選択します。

    「オプションの複製 (Duplicate Option)」ダイアログボックスが開きます。

  7. 新しく作成するオプションの名前を入力し、その他の値を適宜変更します。

    コード、データ型、データ単位数、最大個数は通常は変更する必要があります。これらの値については、表 10–4 を参照してください。

  8. すべてのオプションを作成するまで、手順 5 から 手順 7 までを繰り返します。

    これで、次の手順の説明に従って、ネットワークインストールクライアントにオプションを渡すマクロを作成できます。


    注 –

    これらのオプションはすでに Solaris クライアントの /etc/dhcp/inittab ファイルに含まれているので、わざわざ追加する必要はありません。