Solaris のシステム管理 (IP サービス)

IKE の実装 (作業マップ)

ikeadm(1M)ikecert(1M)ike.config(4) のマニュアルページには、個別に例に応じた説明があります。

表 21–3 IKE の実装 (作業マップ)

タスク 

説明 

参照先 

事前共有鍵による IKE の設定 

有効な IKE ポリシーファイルと ike.preshared ファイルを作成します。 また、システムをブートして IKE によって生成された鍵を使用する前に、IPsec ファイルも設定します。

事前共有鍵による IKE の設定方法

実行中の IKE システムでの事前共有鍵の更新 

IKE 権限レベルをチェックし、通信するシステムの最新キー情報に応じて ipseckeys ファイルを編集します。

既存の事前共有鍵を更新する方法

実行中の IKE システムへの事前共有鍵の追加 

IKE 権限レベルをチェックし、通信するシステムの最新キー情報に応じて ikeadm コマンドを実行します。

新しい事前共有鍵を追加する方法

自己署名付き公開鍵証明書による IKE の設定 

ikecert certlocal -ks コマンドを指定して自己署名付き証明書を作成し、ikecert certdb コマンドを指定して通信するシステムからの公開鍵を追加します。

自己署名付き公開証明書による IKE の設定方法

PKI 認証局による IKE の設定 

ikecert certlocal -kc コマンドから PKI に出力を送信し、ベンダーから公開鍵、CA、CRL を格納します。

認証局による署名付き公開鍵による IKE の設定方法

CA 無効リストの更新 

ikecert certrldb コマンドを指定して PKI ベンダーの CRL を格納します。

証明書無効リストを更新する方法