業界全体をリードする取り組みである WBEM には、異機種プラットフォーム上のシステム、ネットワーク、およびデバイスを Web 上で管理するための標準規格が含まれています。この標準化により、システム管理者はデスクトップ、デバイス、およびネットワークを管理することができます。
今のところ、WBEM は、Simple Network Management Protocol (SNMP) と互換性があるように設計されています。
Common Information Model (CIM) – 管理リソースを記述するための情報モデル
Managed Object Format (MOF) – CIM クラスとインスタンスを定義するための言語
eXtensible Markup Language (XML) – Web 上の管理リソースを記述するためのマークアップ言語
コンピュータ業界とテレコミュニケーション業界の企業を代表するグループの 1 つである 「Distributed Management Task Force (DMTF)」は、管理の標準規格の開発で主導的な立場にあります。DMTF の目的は、さまざまなプラットフォームおよびプロトコル上でネットワークを管理する統合的な手法を開発し、その結果、費用効率が高く、相互運用性に優れ、できるだけ欠陥のない製品を提供することにあります。