国際化対応言語環境の利用ガイド

英語/ヨーロッパ言語入力モード

英語/ヨーロッパ言語入力モードでは、英語のアルファベットだけでなく、ヨーロッパの言語で使用される発音符号 (á、è、î、õ、ü など) や特殊文字 (¡、§、¿ など) も使用できます。

この入力モードはすべてのアプリケーションのデフォルトのモードです。入力モードは、GUI アプリケーションウィンドウの左下隅に表示されます。

Latin-1、Latin-2、Latin-4、Latin-5、Latin-9 の発音符号付きの文字や特殊文字を入力するには、次の例のように Compose シーケンスを入力する必要があります。

Ä を表示するには、次のようにします。

¿, を表示するには、次のようにします。

キーボードに Compose キーがない場合は、Control キーと Shift キーを同時に押すことによって Compose キーをエミュレートできます。

ユーロの通貨記号 (Unicode の U+20AC) を入力するには、次のいずれかのシーケンスを使用します。

上の入力シーケンスでは、両方のキーを同時に押す必要があります。キーボードに AltGraph キーがない場合は、代わりに Alt キーが使用できます。

次の表に、Solaris オペレーティング環境 で Latin-1、Latin-2、Latin-3、Latin-4、Latin-5、Latin-9 の文字の入力によく使用される Compose シーケンスを示します。

次の表に、Latin-1 の一般的な Compose シーケンスを示します。

表 5–2 Latin-1 の一般的な Compose キーシーケンス

Compose の次に押すキー

その次に押すキー 

結果 

spacebar

spacebar

スペース (space) 

s

1

上付きの 1 (superscripted 1) 

s

2

上付きの 2 (superscripted 2) 

s

3

上付きの 3 (superscripted 3) 

!

!

逆感嘆符 (inverted exclamation mark)  

x

o

通貨記号 (currency symbol ¤) 

p

!

パラグラフ記号 (paragraph symbol ¶) 

/

u

ミュー (mu u) 

'

"

アキュートアクセント記号 (acute accent ´) 

,

, (コンマ)

セディラ (cedilla Ç) 

"

"

ウムラウトまたはダイエレシス (diaeresis ¨) 

-

^

長音記号 (macron ¯) 

o

o

度 (degree °) 

x

x

乗算記号 (multiplication sign x) 

+

-

プラスマイナス (plus-minus ±) 

-

-

ソフトハイフン (soft hyphen –) 

-

:

除算記号 (division sign ÷) 

-

a

女性序数識別 (ordinal (feminine) ª) 

-

o

男性序数識別 (ordinal (masculine) º) 

-

, (コンマ)

否定 (not sign ¬) 

.

.

中点 (middle dot ·) 

1

2

分数 (vulgar fraction ½) 

1

4

分数 (vulgar fraction ¼) 

3

4

分数 (vulgar fraction ¾) 

<

<

左二重引用符 (left double angle quotation mark « ) 

>

>

右二重引用符 (right double angle quotation mark » ) 

?

?

逆疑問符 (Inverted question) 

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き A (A grave) 

' (単一引用符)

アキュートアクセント付き A (A acute) 

*

オングストローム付き A (A angstrom) 

"

A ウムラウト (A umlaut) 

^

サーカムフレクトアクセント付き A (A circumflex) 

チルド付き A (A tilde) 

E

AE リゲチャ (AE ligature) 

C

, (コンマ)

セディラ付き C (C cedilla) 

C

o

著作権表示記号 (copyright sign ©) 

D

-

キャピタルエズ (Capital eth) 

E

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き E (E grave) 

E

'

アキュートアクセント付き E (E acute É) 

E

"

E ウムラウト (E umlaut) 

E

^

サーカムフレクトアクセント付き E (E circumflex) 

I

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き I (I grave) 

I

'

アキュートアクセント付き I (I acute) 

I

"

I ウムラウト (I umlaut) 

I

^

サーカムフレクトアクセント付き I (I circumflex) 

-

ポンド記号 £ 

N

チルド付き N (N tilde) 

O

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き O (O grave) 

O

'

アキュートアクセント付き O (O acute) 

O

/

斜線付き O (O slash)  

O

"

ヂエレシス付き O (O diaeresis Ö) 

O

^

サーカムフレクトアクセント付き O (O circumflex) 

O

チルド付き O (O tilde)乗算記号 (Multiply) 

R

O

登録記号 (registered mark ®) 

T

H

アイスランド語ソーン (Thorn) 

U

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き U (U grave) 

U

'

アキュートアクセント付き U (U acute) 

U

"

U ウムラウト (U umlaut) 

U

^

サーカムフレクトアクセント付き U (U circumflex Û) 

Y

'

アキュートアクセント付き Y (Y acute)  

Y

-

円記号 (yen sign ¥) 

a

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き a (a grave) 

a

'

アキュートアクセント付き a (a acute) 

a

*

オングストローム付き a (a angstrom) 

a

"

a ウムラウト (a umlaut) 

a

チルド付き a (a tilde) 

a

^

サーカムフレクトアクセント付き a (a circumflex) 

a

e

ae リゲチャ (ae ligature) 

c

, (コンマ)

セディラ付きの c (c cedilla) 

c

/

セント記号 (cent sign ¢) 

c

o

著作権表示記号 (copyright sign ©) 

d

-

エズ (eth ð) 

e

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き e (e grave) 

e

'

アキュートアクセント付き e (e acute) 

e

"

e ウムラウト (e umlaut) 

e

^

サーカムフレクトアクセント付き e (e circumflex) 

i

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き i (i grave) 

i

'

アキュートアクセント付き i (i acute) 

i

"

i ウムラウト (i umlaut) 

i

^

サーカムフレクトアクセント付き i (i circumflex) 

n

チルド付き n (n tilde) 

o

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き o (o grave) 

o

'

アキュートアクセント付き o (o acute) 

o

/

斜線付き o (o slash) 

o

"

o ウムラウト (o umlaut) 

o

^

サーカムフレクトアクセント付き o (o circumflex) 

o

チルド付き o (o tilde) 

s

s

ドイツ語の二重 s (シャープ S ともいう) (ß) 

t

h

ソーン (thorn þ) 

` (逆引用符)

グレーブアクセント付き u (u grave) 

u

'

アキュートアクセント付き u (u acute) 

u

"

u ウムラウト (u umlaut) 

u

^

サーカムフレクトアクセント付き u (u circumflex û) 

y

'

アキュートアクセント付き y (y acute) 

y

"

y ウムラウト (y umlaut) 

|

|

破断線 (broken bar ¦)

次の表に、Latin-2 と Latin-4 の一般的な Compose キーシーケンスを示します。

表 5–3 Latin-2 の一般的な Compose キーシーケンス

Compose の次に押すキー

その次に押すキー 

結果 

a

spacebar

ogonek á 

u

spacebar

短音記号 ü 

v

spacebar

caron  

"

spacebar

二重揚音アクセント ¨ 

a

ogonek の付いた A 

u

短音記号の付いた A 

C

'

揚音アクセントの付いた C 

C

v

caron の付いた C  

D

v

caron の付いた D 

-

D

ストロークの付いた D 

E

v

caron の付いた E 

E

a

ogonek の付いた E 

'

揚音アクセントの付いた L 

-

ストロークの付いた L 

>

caron の付いた L 

N

'

揚音アクセントの付いた N 

N

v

caron の付いた N 

O

>

二重揚音アクセントの付いた O 

S

'

揚音アクセントの付いた S 

S

v

caron の付いた S 

S

,

セディラ記号の付いた S 

R

'

揚音アクセントの付いた R 

R

v

caron の付いた R 

T

v

caron の付いた T 

T

,

セディラ記号の付いた T 

U

*

丸の付いた U 

U

>

二重揚音アクセントの付いた U 

Z

'

揚音アクセントの付いた Z 

Z

v

caron の付いた Z 

Z

.

ドットの付いた Z 

k

k

kra 

_

長音記号の付いた A 

E

_

長音記号の付いた E 

E

.

ドットの付いた E 

G

,

セディラ記号の付いた G 

I

_

長音記号の付いた I 

I

チルドの付いた I 

I

a

ogonek の付いた I  

K

,

セディラ記号の付いた K 

,

セディラ記号の付いた L 

N

,

セディラ記号の付いた N 

O

_

長音記号の付いた O 

R

,

セディラ記号の付いた R 

T

|

ストロークの付いた T 

U

チルドの付いた U 

U

a

ogonek の付いた U 

U

_

長音記号の付いた U 

N

N

エング 

a

_

長音記号の付いた a 

e

_

長音記号の付いた e 

e

.

ドットの付いた e 

g

,

セディラ記号の付いた g 

i

_

長音記号の付いた i 

i

チルドのついた i 

i

a

ogonek の付いた i 

k

,

セディラ記号の付いた k 

l

,

セディラ記号の付いた l 

n

,

セディラ記号の付いた n  

o

_

長音記号の付いた o 

r

,

セディラ記号の付いた r 

t

|

ストロークの付いた t 

u

チルドの付いた u 

u

a

ogonek の付いた u 

u

_

長音記号の付いた u 

n

n

エング

次の表に、Latin-3 の一般的な Compose シーケンスを示します。

表 5–4 Latin-3 の一般的な Compose キーシーケンス

Compose の次に押すキー

その次に押すキー 

結果 

C

>

サーカムフレクトアクセント付き C 

C

.

ドットの付いた C 

G

>

サーカムフレクトアクセント付き G 

G

.

ドットの付いた G  

H

>

サーカムフレクトアクセント付き H 

J

>

サーカムフレクトアクセント付き j  

S

>

サーカムフレクトアクセント付き S 

U

u

短音記号付き U 

c

>

サーカムフレクトアクセント付き c 

c

.

ドットの付いた c 

g

>

サーカムフレクトアクセント付き g 

g

.

ドットの付いた g 

h

>

サーカムフレクトアクセント付き h 

j

>

サーカムフレクトアクセント付き j  

s

>

サーカムフレクトアクセント付き s 

u

u

短音記号付き u 

次の表に、Latin-5 の一般的な Compose シーケンスを示します。

表 5–5 Latin-5 の一般的な Compose キーシーケンス

Compose の次に押すキー

その次に押すキー 

結果 

G

u

短音記号の付いた G 

I

.

ドットの付いた I 

g

u

短音記号の付いた g 

i

.

ドットの付いた i

次の表に、Latin-9 の一般的な Compose キーシーケンスを示します。

表 5–6 Latin-9 の一般的な Compose キーシーケンス

Compose の次に押すキー

次に押すキー 

結果 

o

e

oe の合字 

O

E

OE の合字 

Y

"

ウムラウトの付いた Y