次のどちらかの方法で、ホットスペアがすでに使用されているかどうかを確認します。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ホットスペアプール (Spare Pools) 」ノードを開き、ホットスペア集合を選択します。「アクション (Action) 」、「プロパティ (Properties) 」の順に選択し、「ホットスペア (Hot Spares) 」パネルを選択して、画面の指示に従ってホットスペアの使用状況を調べます。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
次の形式の metastat コマンドを実行します。
metastat hot-spare-pool-name |
詳細は、metastat(1M) のマニュアルページを参照してください。
次のどちらかの方法でホットスペアを交換します。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ディスク」から「ホットスペアプール (Spare Pools) 」ノードを開き、ホットスペア集合を選択します。「アクション (Action) 」、「プロパティ (Properties) 」の順に選択し、「ホットスペア (Hot Spares) 」パネルを選択して、画面の指示に従ってホットスペアを交換します。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
次の形式の metahs コマンドを使用します。
metahs -r hot-spare-pool-name current-hot-spare replacement-hot-spare |
ホットスペア集合のディスクを交換することを意味します。
ホットスペア集合の名前です。対応付けられているすべてのホットスペア集合を選択する場合は、特別なキーワード all を指定します。
置き換えられる現在のホットスペアの名前です。
現在のホットスペアの代わりに使用するスライスの名前です。
詳細は、metahs(1M) のマニュアルページを参照してください。
# metastat hsp003 hsp003: 1 hot spare c0t2d0s2 Broken 5600 blocks # metahs -r hsp003 c0t2d0s2 c3t1d0s2 hsp003: Hotspare c0t2d0s2 is replaced with c3t1d0s2 |
最初に、metastat コマンドを使って、ホットスペアが使用中でないことを確認します。metahs -r コマンドは、ホットスペア集合 hsp003 の ホットスペア /dev/dsk/c0t2d0s2 を /dev/dsk/c3t1d0s2 で置き換えます。
# metahs -r all c1t0d0s2 c3t1d0s2 hsp001: Hotspare c1t0d0s2 is replaced with c3t1d0s2 hsp002: Hotspare c1t0d0s2 is replaced with c3t1d0s2 hsp003: Hotspare c1t0d0s2 is replaced with c3t1d0s2 |
この例では、キーワード all を使用することによって、対応付けられているすべてのホットスペア集合内のホットスペア /dev/dsk/c1t0d0s2 を /dev/dsk/c3t1d0s2 で置き換えます。