Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

sendmail における LDAP のための変更

次に、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) を sendmail で使用する際の変更点について説明します。

次の表では、LDAP マップの新しいフラグについて説明しています。

表 27-19 LDAP マップの新しいフラグ

フラグ 

説明 

-1

一致したレコードが 1 つだけだった場合、そのレコードを返す。複数のレコードが一致して返される場合には、結果として、レコードが検出されなかったことと同じとなる 

-r never|always|search|find

LDAP 別名の参照を解除するオプションを設定する 

-Z size

一致したもののうち、返すレコード数を制限する