次の表では、新しいルールセットとその動作について説明しています。
表 27-21 新しいルールセット
ルールセット |
説明 |
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ヘッダーから収集した情報を相関させ、欠けているヘッダーを確認する。このルールセットは、マクロストレージマップとともに使用し、すべてのヘッダーが収集された後、呼び出される |
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check_rcpt が RCPT を使用するように、ETRN コマンドを使用する |
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check_rcpt が RCPT を使用するように、EXPN コマンドを使用する |
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check_rcpt が RCPT を使用するように、 VRFY コマンドを使用する |
次に、ルールセットの新しい機能について説明します。
番号が付けられたルールセットには、名前も付けられました。ただし、これらのルールセットに、番号でアクセスすることもできます。
H ヘッダー構成ファイルコマンドを使用して、デフォルトのルールセット指定し、ヘッダーを確認することができます。各ヘッダーに、独自のルールセットが割り当てられていない場合にだけ、このルールセットが呼び出されます。
ルールセット内のコメント、つまり括弧内のテキストは、構成ファイルのバージョンが 9 かそれ以上である場合には削除されません。たとえば、次のルールは、入力 token (1) を照合します。ただし、入力 token は照合しません。
R$+ (1) $@ 1 |
TCP ラッパーまたは check_relay ルールセットが原因でコマンドを拒否する場合でも、sendmail は SMTP RSET コマンドを受け入れます。
OperatorChars オプションを何度も設定すると、警告が送信されます。また、ルールセットを定義した後で OperatorChars を設定しないでください。
無効なルールセットを宣言すると、行だけでなく、そのルールセットの名前も無視されます。そのルールセットの行は S0 に追加されません。