FEATURE() の宣言についての変更点については、次の表を参照してください。
FEATURE の新しい名前および改訂された名前を使用するには、次の構文を使用します。
FEATURE(`name', `argument') |
新しい sendmail.cf ファイルを構築する必要がある場合は、第 25 章「メールサービス (手順)」の sendmail.cf 構成ファイルの構築 (手順) を参照してください。
表 27-14 新規および改訂された FEATURE() の宣言
FEATURE() の名前 |
説明 |
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引数 : 次の段落の例を参照 この新しい FEATURE() を使用して、送信側のアドレスおよび受信者のアドレスを含むアクセスマップからキーを検索できる。その際には、<@> で区切る。例 - sender@sdomain<@>recipient@rdomain |
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引数 : friend にすると、スパムメールの friend テストを実行できる。また、hater にすると、スパムメールの hater テストを実行できる。 すべての確認作業を遅らせる新しい FEATURE()。FEATURE(`delay_checks') を使用すると、クライアントが接続する場合、またはクライアントが MAIL コマンドを発行する場合に、ルールセット check_mail および check_relay は呼び出されない。代わりに、これらのルールセットはルールセット check_rcpt によって呼び出される。詳細については、/usr/lib/mail/README ファイルを参照 |
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引数 : この FEATURE() は、最大次の 2 つの引数を受け入れる。
DNS 参照の戻り値を確認する回数を複数にできる新しい FEATURE()。この FEATURE() を使用して、参照が一時的に失敗した場合の動作を指定できる |
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引数 : ドメイン名 dnsbl の強化バージョン。この FEATURE() を使用して、DNS 参照の戻り値を確認できる。詳細は、/usr/lib/mail/README を参照 |
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引数 :なし genericstable を $=G のサブドメインに適用するのに使用する新しい FEATURE() |
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引数 : 詳細については、http://www.sendmail.org の「リリースノート」を参照 LDAP アドレスルーティングを実装する新しい FEATURE() |
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引数 : LMTP (Local Mail Transfer Protocol) を使用できるメールプログラムのパス名。デフォルトは mail.local であり、今回の Solaris リリースでは LMTP を使用できる ローカルメールプログラムの DSN (delivery status notification) 診断コードのタイプを SMTP の正しい値に設定する FEATURE() |
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引数 :なし ローカルメールプログラムをマスカレードしないようにするために使用する新しい FEATURE() |
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引数 : なし アクセスマップの .domain を参照するのに使用する新しい FEATURE() |
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引数 : canonify_hosts またはなし FEATURE() には次の機能が含まれている CANONIFY_DOMAIN または CANONIFY_DOMAIN_FILE で指定した、ドメインのリストを演算子 $[ および $] に渡して正規化することができる canonify_hosts がそのパラメータとして指定されている場合には、ホスト名だけを持つアドレス (<user@host> など) を正規化できる 複数のコンポーネントを持つアドレスの末尾にドットを追加できる |
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引数 : なし sendmail のデフォルト設定を m4 構成ファイルでオフにする新しい FEATURE()。このファイルは、複数の異なるポート上で待機するために生成されたもので、RFC 2476 に実装されている |
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引数 : reject にすると、! トークンを使用できない。nospecial にすると、! トークンを使用できる ! トークンをアドレスのローカルの部分に使用するかどうかを決定する FEATURE() |
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引数 : なし 通常の構成ですべてのルールセットを提供する FEATURE()。スパムメール対策チェックを実行する |
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引数 :なし sendmail がアドレスをローカル配信エージェントに渡す際に、アドレスの +detail の部分を保存できる新しい FEATURE() |
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引数 :なし LUSER_RELAY を使用している場合に、受信者のホスト名を保存できる新しい FEATURE() |
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引数 : なし 電子メールのアドレス全体または受信者のドメインに基づいたキューグループを選択できる新しい FEATURE() |
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引数 : ドメインは、任意の引数 メールの送信側がアクセスマップに RELAY として指定されており、それをヘッダ行 From: で呼び出せる場合に、リレーを許可する新しい FEATURE()。任意の引数ドメインを指定すると、メール送信側のドメインの部分が確認される |
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引数 : なし $={VirtHost} を適用するのに使用する FEATURE()。$={VirtHost} は、VIRTUSER_DOMAIN または VIRTUSER_DOMAIN_FILE を使って生成できる virtusertable エントリを一致させるための新しいクラス また、FEATURE(`virtuser_entire_domain') を使用して、クラス $={VirtHost} をサブドメイン全体に適用することもできる |
表 27-15 宣言がサポートされていない FEATURE()