Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Solaris システム間での特権付きポートの使用

Secure RPC を実行したくない場合は、代わりに Solaris の「特権付きポート」メカニズムを使用できます。特権付きポートには、1024 未満のポート番号が割り当てられます。クライアントシステムは、クライアントの資格を認証したあと、特権付きポートを使用してサーバーへの接続を設定します。次に、サーバーは接続のポート番号を検査してクライアントの資格を確認します。

ただし、Solaris 以外のクライアントは、特権付きポートを使用して通信できないことがあります。クライアントが特権付きポートを使って通信できない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。


“Weak Authentication
NFS request from unprivileged port”