x86: Service パーティションの保存、および Solaris パーティションの作成を選択すると、suninstall が終了する (バグ ID: 4832216)

suninstall インストールプログラムを使用して、既存の Service パーティションを持つシステムに Solaris 9 4/03 オペレーティング環境 (x86 版) をインストールしようとすると、インストールプログラムが終了する可能性があります。この問題は、下記の状況で発生します。

• suninstall プログラムを使用して Solaris 9 4/03 オペレーティング環境をインストールする。

• インストール時に、既存の Service パーティションを持つディスクの配置を選択するが、そこに Solaris fdisk パーティションは含まれていない。

• 「Solaris fdisk パーティションの作成」パネルで「サービスパーティションを保存し、 Solaris fdisk パーティションを作成」オプションを選択する。

回避方法: 次のいずれかを実行してください。

• 次の手順に従って、suninstall プログラムの実行時に Solaris fdisk パーティションを手動で作成する。

  1. suninstall インストールプログラムから Solaris fdisk パーティションの作成方法を選択するよう要求されたら、「手作業で fdisk パーティションを作成」オプションを選択する。

  2. Service パーティションを保持したまま、Solaris fdisk パーティションを作成する。

  3. インストールを完了する。

• 次の手順に従って、fdisk コマンドを使用して Solaris fdisk パーティションを作成する。

  1. F5 ファンクションキーを押して suninstall インストールプログラムを終了する。

  2. 端末ウィンドウが開く。

     fdisk パーティションの作成について詳細は、fdisk(1M) のマニュアルページを参照してください。

  3. 次のコマンドを入力して suninstall インストールプログラムを再起動する。

     # suninstall

  4. インストールを完了する。