Solaris オペレーティング環境には、Sun ONE Application Server 7, Platform Edition (旧名称は iPlanet Application Server) が統合されています。Application Server の Platform Edition は、エンタープライズクラスのアプリケーションサービスと Web サービスの基盤を提供します。このサーバーは、高性能、省メモリの JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition (J2EETM) を提供します。J2EE は、エンタープライズアプリケーションや Web サービスを幅広い種類のサーバー、クライアント、およびデバイス上で開発、配備、および管理することを可能にします。
Sun ONE Application Server は、J2EE 1.3 プラットフォームと互換性のある新しい Java および XML (eXtensible Markup Language) アプリケーションの移植性と市場投入までの時間の短縮化を実現します。Sun ONE Application Server を使って、JavaServer PagesTM (JSPTM)、Java サーブレット、および Enterprise JavaBeansTM (EJBTM) テクノロジをベースにするアプリケーションを開発できます。EJB テクノロジは、部門ごとの小規模アプリケーションから企業規模の基幹サービスまで、ビジネス要件を幅広くサポートしています。
主な特徴には次のものがあります。
Sun ONE Message Queue と Sun ONE Web Server の HTTP (Hypertext Transfer Protocol) サーバーの統合
スケーラビリティと高性能
広範囲にわたる Web サービスのサポート – Java Web Services、SOAP、WSDL (Web Services Description Language)
Sun ONE Portal Server 6.0 および Sun ONE Directory Server の相互運用性
J2EE リファレンス実装の利用
次の名称が変更されています。
Sun ONE Message Queue (旧名称は iPlanet Message Queue for Java)
Sun ONE Web Server (旧名称は iPlanet Web Server)
Sun ONE Portal Server (旧名称は iPlanet Portal Server)
Sun ONE Directory Server (旧名称は iPlanet Directory Server)
詳細は、Sun ONE Application Server 7 Update 1 Collection (Solaris Edition) - Japanese を参照してください。このコレクションの詳細は、以下の Solaris 9 8/03 リリースの新規マニュアルおよび改訂マニュアルを参照してください。http://www.sun.com/software/products/appsrvr/home_appsrvr.html も参照してください。
それぞれの使用許諾権については、バイナリコードライセンスを参照してください。