Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

sq_max_size

範囲

1 から 0 (無制限)

変更後:

範囲

0 (無制限) から MAXINT

どのような場合に変更するか

メモリーの大きなシステム上で NCA を動作させている場合、このパラメータの値を増やしてドライバがキューに入れることのできるパケット数を増やします。サーバーの負荷が大きい場合、このパラメータの値を増やして、パケットがドロップされたりパケット処理が後回しにされることなくモジュールやドライバのデータ処理能力を向上させます。

変更後:

どのような場合に変更するか

メモリーの大きなシステム上で NCA を動作させている場合、このパラメータの値を増やしてドライバがキューに入れることのできるパケット数を増やします。サーバーの負荷が大きい場合、このパラメータの値を増やして、パケットがドロップされたりパケット処理が後回しにされることなくモジュールやドライバのデータ処理能力を向上させます。


注 –

sq_max_size=0 は、ベンチマークやテスト環境だけを意図したものです。


Solaris 8 以降のリリース – 実稼動システムではこのパラメータを 0 に設定しないでください。このパラメータの変更が必要な場合は、この値を徐々に増やしてシステムを監視してください。

Solaris 7 以前のリリース – 実稼動システムではこのパラメータを 0 に設定しないでください。このパラメータの変更が必要な場合は、この値を最大 100 まで徐々に増やしてシステムを監視してください。