Solaris のシステム管理 (基本編)

SPARC: バス指向コントローラでアクセスされるディスク

SPARC システムにおいてバス指向コントローラ (SCSI など) でアクセスされるディスクにスライスを指定するには、下の図に示す命名規則に従ってください。

図 30–3 SPARC: バス指向コントローラでアクセスされるディスク

論理コントローラ、物理バスターゲット、ドライブ、スライスまたは fdisk パーティションを含む、バス指向コントローラでアクセスされるディスクのデバイス名

直接接続されるディスク (Ultra10 の IDE ディスクなど) を備えている SPARC システムでは、バス指向コントローラを備えているシステムと同じ命名規則になります。

システムにコントローラが 1 つしかない場合、w は、通常、0 になります。

SCSI コントローラの場合、x はデバイスの背面にあるスイッチによって設定されたターゲットアドレス、y はターゲットに接続されたドライブの論理デバイス番号 (LUN) を示します。ディスクに組み込みコントローラがある場合、y は通常 0 になります。

ディスク全体を示すには、スライス 2 (S2) を指定してください。