Solaris オペレーティング環境には、監査サービスを構成するためのプロファイルや監査トレールを分析するためのプロファイルが用意されています。
Audit Control – 特定の役割が Solaris 監査を構成できるようにするためのプロファイル。このプロファイルは、監査ファイルを構成したり監査コマンドを実行したりする権限を付与します。Audit Control プロファイルで割り当てられた役割が実行できるコマンドは次のとおりです。 audit、auditd、auditconfig、bsmconv、および bsmunconv
Audit Review – 特定の役割が Solaris 監査レコードを分析できるようにするためのプロファイル。このプロファイルは、praudit コマンドと auditreduce コマンドを使って監査レコードを読み取る権限を付与します。このプロファイルで割り当てられた役割は、 auditstat コマンドを実行することもできます
System Administrator – Audit Review プロファイルを含むプロファイル。System Administrator プロファイルで割り当てられた役割は、監査レコードを分析できます。
プロファイルを役割に割り当てるには、役割の作成を参照してください。