Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

割り当てエラー状態

割り当て可能デバイスは、デバイス特殊ファイルのモードが 0100 でかつユーザー bin とグループ bin に所有されている場合に、「割り当てエラー状態」になります。割り当てエラー状態になっているデバイスを割り当てたい場合は、そのデバイスの割り当ての強制解除を試みます。-F オプションを指定して deallocate コマンドを実行すると、割り当てが強制的に解除されます。または、allocate -U を使用して、そのデバイスをユーザーに割り当てます。いったんデバイスが割り当てられると、発生したエラーメッセージを調査できます。デバイスの問題が解決したら、強制オプション -F を使用して、デバイスの割り当てエラー状態をクリアする必要があります。