Solaris 9 12/03 インストールガイド

Solaris Live Upgrade

Solaris Live Upgrade では、アクティブブート環境が稼動している間に複製ブート環境のアップグレードが行え、稼動中の環境のダウンタイムをなくすことができます。Solaris Live Upgrade は、CUI または CLI のどちらででも行えます。まず、複製ブート環境を作成する必要があります。複製ブート環境を作成した後で、このブート環境をアップグレードするか、あるいは、この非アクティブブート環境にフラッシュアーカイブまたは差分アーカイブをインストールできます。準備が整った時点で、この非アクティブブート環境をアクティブにします。次回のリブート時には、この非アクティブブート環境がアクティブブート環境に切り替わります。何か問題が発生する場合は、本来のブート環境をアクティブにしてリブートするだけで元どおりに復元できます。

詳しい説明と操作方法については、第 29 章「Solaris Live Upgrade (トピック)」を参照してください。