パネルは、アプリケーションおよびアプレットを実行したり、ほかの作業を実行したりできるデスクトップ環境内の領域です。セッションを初めて開始すると、デスクトップ環境には次のパネルが表示されます。
メニューパネル
画面下部にあるエッジパネル
以降の節では、これらのパネルについて説明します。
メニューパネルは、画面のトップエッジ全域に表示されます。メニューパネルは、グラフィカルに表示されるのではなくテキストで表示されます。図 4–1 は、メニューパネルを示します。システム管理者は、ローカルな要求に応じてデフォルトのメニューパネルを設定している場合があります。したがって、ここで説明するメニューパネルと多少異なる可能性があります。
標準的なメニューパネルには、次のオブジェクトが含まれています。
ほかのタイプのパネルとは異なり、デスクトップで持つことができるメニューパネルは 1 つだけです。
起動時、画面のボトムエッジ全域がエッジパネルになります。図 4–2 は、標準的なボトムエッジパネルを示します。システム管理者は、ローカルな要求に応じてデフォルトのボトムエッジパネルを設定している場合があります。したがって、ここで説明するボトムエッジパネルと多少異なる可能性があります。
ボトムエッジパネルには、次のアプレットがあります。
ウィンドウリスト
: 開いている各ウィンドウを示すボタンを表示する。ウィンドウリスト
を使用して、ウィンドウの最小化と元のサイズへの復元を行うことができる
ワークスペーススイッチ
: ワークスペースの切り替えができる
必要に応じて、ボトムエッジパネルの動作や外観を変更できます。また、ボトムエッジパネルにオブジェクトを追加したり、オブジェクトを削除したりすることもできます。複数のパネルを作成し、各パネルで異なる設定、オブジェクト、および背景を選ぶことができます。パネルを隠すこともできます。