Solaris 9 4/04 リリースのハードウェア関連のバグ情報について説明します。
一部の USB デバイスを USB 2.0 ポートを使用してシステムに接続すると、競合状態が起こることがあります。この状態により、システムにパニックを引き起こす可能性があります。
回避方法: システムパニックが発生した場合は、その USB デバイスを外して、システムをリブートしてください。
コンバータのモデル番号は変更されていませんが、Digi Edgeport の USB からシリアルへのコンバータのチップベースが最近変更されました。この変更により、Solaris オペレーションシステムのリリースでは、この新しいコンバータはサポートされないことになりました。
新しいチップを備えた Edgeport デバイスのサポートは、将来の Solaris リリースでパッチとして提供される予定です。
回避方法: Inside Out Networks 社にデバイスを注文してください。注文する場合、 Solaris オペレーティングシステムで動作するデバイスと指定してください。旧式の 930 ユニットをお求めください。
詳細については、http://www.ionetworks.com を参照してください。
Universal Host Controller Interface (UHCI) 向けの USBA 1.0 フレームワークデバイスドライバ (usba10_uhci) は Solaris 9 4/04 リリースでは使用できません。
http://www.sun.com/bigadmin から usbconfig スクリプトを入手して実行し、UHCI ハードウェアを備えたシステムで USBA 1.0 everywhere を指定すると、すべての USB ポートが USBA 1.0 フレームワークに結合されます。ただし、UHCI ポートは例外です。この例外は望ましいものではありません。
prtconf -D コマンドの出力結果には USB ホストコントローラとそのポートが結合されるドライバが表示されます。
回避方法: UHCI ポートが存在する場合は、元の USB フレームワークで使用可能です。