Solaris 9 4/04 オペレーティング環境の概要

Solaris Live Upgrade 2.1

この機能は、Solaris 9 8/03 リリースで追加されました。

Solaris Live Upgrade を使用すると、稼働中のシステムを停止することなくシステムをアップグレードできます。 現在のブート環境を動作させたまま、ブート環境のコピーを作成し、それをアップグレードできます。 アップグレードする代わりに、フラッシュアーカイブをブート環境にインストールすることもできます。 環境をアップグレードしても、アーカイブをインストールしても、元のシステム構成は影響を受けずに支障なく機能します。 準備ができたところでシステムをリブートすると、新しいブート環境がアクティブになります。 万一障害が発生しても心配はありません。 リブートするだけで元のブート環境に戻ることができます。 このように、テストや評価処理のためにサービスを停止する必要がなくなります。

Solaris Live Upgrade 2.1 の新機能には、次のものがあります。

詳細は、『Solaris 9 4/04 インストールガイド』を参照してください。