# metastat d1 d1: Mirror Submirror 0: d11 State: Okay Submirror 1: d21 State: Okay ... # metadetach d1 d21 d1: submirror d21 is detached (/etc/vfstab ファイルを編集して、swap のエントリをメタデバイスからスライス名に変更する) # reboot ... # metaclear -r d1 d1: Mirror is cleared d11: Concat/Stripe is cleared # metaclear d21 d21: Concat/stripe is cleared |
この例では、swap は d1 という名前の 2 面ミラーです。そのサブミラー d11 と d21 はそれぞれ、スライス /dev/dsk/c0t3d0s1 と /dev/dsk/c1t3d0s1 から構成されています。 metastat コマンドを使用して、少なくとも 1 つのサブミラーが「正常 (Okay)」状態であることを確認します。 (「正常 (Okay)」状態のサブミラーが存在しないミラーは、最初に修復しなければなりません。) 次に、サブミラー d21 を切り離して、ミラー d1 を 1 面ミラーにします。 次に、/etc/vfstab ファイルを編集して、swap のエントリが、サブミラー d21 のスライスを参照するようにします。 たとえば、d1 がミラーで、d21 がスライス /dev/dsk/c0t3d0s1 を含むサブミラーであれば、次のように変更します。
/dev/md/dsk/d1 - - swap - no - |
上記の行を次のように変更します。
/dev/dsk/c0t3d0s1 - - swap - no - |
再起動後の metaclear -r コマンドは、ミラーともう 1 つのサブミラー d11 を削除します。 最後の metaclear コマンドは、サブミラー d21 を削除します。