Solaris 9 9/04 オペレーティング環境の概要

リムーバブルメディアの管理

Solaris 9 リリースに含まれるリムーバブルメディアの機能拡張は、次のとおりです。

cdrw コマンドによる CD ファイルシステムの書き込み

cdrw コマンドを使用して、ISO 9660 形式の CD ファイルシステムを書き込むことができます。CD-R または CD-RW メディアデバイスに対し、Rock Ridge または Joliet 拡張を使用できます。

cdrw コマンドを使用して、以下の操作を実行できます。

推奨される CD-R または CD-RW デバイスについては、以下の Web サイトを参照してください。

http://www.sun.com/io_technologies/ihvindex.html

このコマンドの使用方法については、cdrw(1) のマニュアルページを参照してください。

リムーバブルメディアの管理の向上

このリリースではボリューム管理機能が向上し、リムーバブルメディアが完全にサポートされるようになりました。この機能向上により、次のメディアを挿入してマウントし、読み取りができるようになりました。

共通デスクトップ環境 (CDE) と Solaris コマンド行の機能強化により、以下の操作が可能になりました。

コマンド行インタフェースを使用してリムーバブルメディアを管理する方法については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』を参照してください。CDE のファイルマネージャを使用してリムーバブルメディアを管理する方法については、『Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド』を参照してください。