/kernel/drv/md.conf ファイルの nmd フィールドは、使用できるボリューム数と、ボリュームが利用できる名前空間を割り当てます。 この作業では、デフォルトのボリューム数である 128 と、名前空間の デフォルトの範囲である d0 から d127 までを増やす方法について説明します。 デフォルト値より大きなボリューム数を構成する必要がある場合、この値は 8192 まで増やすことができます。
この数を減らした場合、前の数と新しい数の間にあるボリュームは使用不能になり、データを失うおそれがあります。 「md: d200: not configurable, check /kernel/drv/md.conf」というメッセージが表示された場合は、md.conf ファイルを編集し、この手順に従ってボリュームの数を増やす必要があります。
「障害追跡の前提条件」を確認します。
ボリューム数として 256 が設定されている md.conf ファイルの例を以下に示します。
# #ident "@(#)md.conf 1.7 94/04/04 SMI" # # Copyright (c) 1992, 1993, 1994 by Sun Microsystems, Inc. # # #pragma ident "@(#)md.conf 2.1 00/07/07 SMI" # # Copyright (c) 1992-1999 by Sun Microsystems, Inc. # All rights reserved. # name="md" parent="pseudo" nmd=256 md_nsets=4; |